中古車購入の際「ほしい車は見つかったけど、これからどのような流れで進めていけばいいのだろうか…」と迷ってしまうことがある。

数十万円~数百万円もしてしまう中古車購入をするときには、今後の流れについて心配になるのは仕方のないことといえる。

そこで今回は、自動車ディーラーに勤務して新車営業や中古車営業をしている筆者が、実際の中古車購入に関する流れを詳しく紹介していこう。

早速、下図をご覧いただきたい。

中古車購入の流れ

中古車購入の流れ

この8つの流れに沿って、中古車購入は進んでいくのだ。

それぞれの流れに関しては以下に分けて説明していくので、しっかりご覧いただきたい。

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1.欲しい車種の選定

まず重要なのが欲しい車種の選定をすることだ。

ムリして1車種に絞ることはないが、どのような用途で使用するのかははっきりと決めておくべきだろう。

そうすることである程度車のタイプを絞ることはできる。

具体例としては、

  • 通勤メインで使いたい…燃費の良いハイブリッドカーや、軽自動車など
  • 家族で出かけるときに使いたい…ミニバンや大型のSUV
  • セカンドカー的な役割…軽自動車、コンパクトカーなど
  • 運転する楽しさを味わいたい…クーペ(スポーツカー)など

の選択をすると、絞り込む車種がグッと減り、自分の欲しい車種を明確化することができる。

2.予算の決定

次のステップとしては「予算を決定する」ということだ。

ただし筆者としては、よほどの余裕資金がない場合には一括払いをすることはオススメしない。

というのも貯金300万円の人が300万円の車を一括払いで購入してしまうと、その後トラブルがあった場合の修理費用や整備費用を支払うことができなくなってしまう。

またライフイベントとして結婚や引っ越しなどをする際には、車で支払った資金が家計を圧迫しかねないのだ。

そのため筆者としては、ローンを有効活用して「月々〇万円支払う」という方法の選択をオススメする。

ちなみに筆者がオススメするマイカーローンについては、下記に紹介しておくのでご覧いただきたい。

筆者オススメ2つのマイカーローン

筆者がオススメするのは下記2つのマイカーローンだ。

そして、それぞれの特徴をまとめたのが下記の比較表になる。

ローン会社 金利 最低借入期間 最長借入期間 最低借入金額(万円) 最高借入金額(万円) その他の特徴
三菱UFJ銀行のマイカーローン 2.975%(変動) 6か月 10年(120か月) 50 1000 ・事前審査回答は最短で即日
・繰り上げ返済の手数料無料
・借り替えもOK
損保ジャパン日本興和のマイカーローン 1.90~2.85%(固定) 6か月 10年(120か月) 20 999 ・保証料不要
・固定金利のため不安が解消される
・土日祝日も審査してくれる
※2018年9月現在の比較結果

ディーラー系のローンや残クレなどの金利は3.5%前後であることが多いため、上記のローンの金利は比較的低い部類に入る。

さらにそれぞれ超大手企業が提供するマイカーローンであるため、手続き上「騙される」「損させられる」ということはないのだ。

また他の金融機関の金利と比較してもほとんど同水準であるため、筆者としては上記2社で安心してマイカーローンを組むのが得策だと結論付けている。

とはいえディーラーや中古車販売店などで低金利キャンペーンなどを実施しているケースもあり、その結果非常にお得に中古車購入をすることもできるため、購入予定の店舗で金利の確認をすることは重要といえるだろう。

三菱UFJ銀行のマイカーローンの公式サイト
損保ジャパン日本興和マイカーローンの公式サイト

3.車探し

大まかな車種や予算を決めた後は、実際に車探しをしていくことになる。

そして車探しをするときは自分で決めた車種を

  • 予算
  • 年式
  • 走行距離

などの状況から探していくことになるのだが、正直なところ店舗を複数まわっても「見つかりにくい」というのが現状だ。

というのも中古車販売店などの1店舗当たりの在庫数は多くても500台前後であるため、あなたの希望する車種をその中で10台・20台比較していくことは非常に困難なのだ。

そのため中古車検索サイトなどで調べていくことも可能なのだが、それでも希望の車種が「自分の身近にない」ということも珍しくない。

そこで筆者がオススメするのは「 なびくる+ 」というサービスだ。

なぜならこのサービスであれば、自宅に居ながらあなた自身にマッチした車両を紹介してもらうことが可能だからである。

下記にサービスの詳細は紹介しておくので、ご覧いただきたい。

なびくる+は賢く簡単に中古車探しをすることができる

なびくる+ 」とはインターネット上のサービスのことであり、あなたが希望する

  • 希望車種
  • おおよその年式
  • おおよその予算感
  • 車両相談に必要な氏名などの個人情報

を入力することで希望に合致した中古車を紹介してくれる。

つまりあなた自身がいくつもの店舗をまわらずとも、希望する情報だけを入力すれば簡単に中古車を見つけることができるのだ。

また仮に希望条件があやふやな場合でも、条件を「こだわらない」という選択をすることも可能であるため、サービスに対して車両選びの相談をするのも一つの手だろう。

また、備考欄があるので、ここに下記のように入力することで新車とほぼ変わらない非公開車両を紹介してもらえる。

なびくる+の上手な使い方

なびくる+の上手な使い方

新車同然、もしくは非常に状態の良い車を安く買いたいという場合には、この方法で「 なびくる+ 」に問い合わせをすることがオススメなのだ。

なびくる+の公式サイト

間違いなくあなた自身が求める中古車をしっかり探し出すことができる。

4.現車確認

購入予定の中古車が決定したら、現車確認をしていく。

というのも中古車は前オーナーの使い方によって、個体ごとに差があるためきちんと現車確認によるチェックをしなければ、最悪の場合「ハズレ中古車」を引き当ててしまうことになりかねないのだ。

そこで現車確認でのチェックポイントについて、最低限実施すべきポイントを簡単に下記に3点まとめたのでご覧いただきたい。

  • オイル漏れ・滲み
  • 外装のキズ・凹み
  • 電装系の調子

それぞれ以下に分けて説明していくのでご覧いただきたい。

オイル漏れ・滲み

オイル漏れやにじみに関しては、きっちり確認しなければならない。

というのも車は工業製品である以上、必ずオイル類を使わなければならないからだ。

もっと分かりやすく述べると、オイル漏れなどによって車に使われるオイルが少なくなってしまうと、ブレーキの制御やエンジンの焼き付きなどの問題が起こる可能性があり、安全な走行ができなくなってしまう。

そのため必ずオイル漏れや滲みに関しては、必ず確認しなければならない。

確認方法としては簡易的で構わず、

  • ボンネットを開ける
  • スマホのライトで「ホース」や「金属部分」を照らす
  • ジワッとした滲みや、濡れている感じがないか調べる

というだけなのだ。

仮にジワッとした滲みや濡れ感がある場合には、オイル漏れの心配をした方が良い。

また中古車販売店は購入前に指摘すると、確実に修理してから納車してくれるため、必ず確認の実施をすべきである。

外装のキズ・凹み

中古車には外装にキズや凹みが生じていることが多々ある。

しかしここで問題になるのは

  • あなたの予想を超えたキズや凹みではないか
  • キズや凹みによって塗装の割れが生じていないか

ということだ。

あなた自身も予想外となるキズや凹みの場合には、それによる金額減と比較して考えればいいだろう。

ただし塗装の割れに関しては、重要度が高い。

というのもキズや凹みで割れが生じてしまった場合には、鉄板の素材そのものが「銀色」に見えている。

それは単純に「鉄」という素材であるため、放っておくと錆が発生し、さらに内部で錆が回ってしまうのだ。

そのため塗装の割れによって

  • 銀色の部分が見えている
  • さび色が見えている

という場合には、筆者としては購入をオススメしない。

仮に購入するとしても、錆が生じていない状態で、なおかつ「塗りなおし」を依頼すべきである。

電装系の調子

何度も述べるが車は工業製品である。

そのため電気を使って動く部品が多く使われている。

そして中古車購入をする場合には、前オーナーがどのように使っていたのか分からないため、必ず正常に作動するか確認する必要があるのだ。

確認するポイントとしては

  1. エアコンは冷風と温風が正常に出てくるか
  2. パワーウインドウを使っても異音やガタツキはないか、またどの窓も同程度の速度で昇降するか
  3. カーナビは自分の地域の新しい建物・道路が登録されているか

など、主に3点である。

もちろんあなた自身が「困らない」という場合はその限りではないが、一応確認しておくべきだろう。

以上、説明してきたものはあくまで「最低限」の確認ポイントである。

そのためより詳しく調べたい場合には、下記のリンクに10個のチェックポイントを詳細に紹介しているので、ぜひご覧いただきたい。

5.売買契約

車種や予算を決め、そして現車確認までを完了させた後は「売買契約」を結ぶことになる。

つまり「必ず予算など、この条件で購入する」という約束をするのだ。

そのためあなた自身がそこで決意表明をしなければならず、もし仮にしり込みする気持ちがあるのなら売買契約は結ぶべきではない。

ただし筆者が先ほど紹介したサービスなどで、中古車購入を決意するのであれば騙されることはないため心配する必要はない。

6.必要書類の準備

売買契約を結んだ後は、その中古車をナンバー登録(ナンバーがある場合には名義変更など)をするために、様々な書類を用意する。

そしてあなたが用意する書類としては、

  1. 新所有者の印鑑証明
  2. 新所有者の実印が押印済みの委任状
  3. 車庫証明

という3つになる。

それぞれの入手方法については、分けて紹介していく。

新所有者の印鑑証明

新しい車検証上の所有者があなたになる場合には、あなた自身の印鑑証明が必要になる。

印鑑証明は市区町村役場や出張窓口などで入手可能で、おおむね200~300円程度の手数料が必要だ。

仮まだ印鑑登録が済んでいない場合には、同じく市区町村役場や出張窓口で登録可能であり、登録後そのまま印鑑証明を発行してくれる。

また新所有者がローン会社などの場合には、あらかじめ登録予定日などを言っておくと、その日付に合わせて送付してくれるため心配する必要はない。

新所有者の実印が押印済みの委任状

委任状は名義変更手続きなどを販売店に委任するために必要な書類だが、販売店から簡単に入手可能である。

そのため新所有者があなたの場合には、指定された押印部分に実印を押印すれば問題ない。

また新所有者がローン会社などの場合には、印鑑証明と一緒に送付してくれるので心配する必要はない。

車庫証明

車庫証明とは「自分には車を置いておく場所があるため、公道に駐車して迷惑はかけない」ということを証明する書類だ。

そして入手は「保管場所の登録をする住所の警察署」または「販売店」から無料で入手することができる。

さらに入手後、自分自身で記入して手続きをすると、1万円以上もお得になる可能性がある。

そのため筆者としては、下記のリンクをご覧になって自力で車庫証明の手続きをするのがオススメだ。

ちなみに販売店によっては、「警察署に支払う手数料の実費(3,000円前後)だけでいい」といってくれる場合もあるため、その場合には依頼してしまった方がラクできるのは間違いないといえる。

名義変更方法のさらに詳細は下記記事を確認してほしい。

以上、必要書類3点の説明を終了するが、これらの書類をそろえて販売店に渡せば問題なく登録手続きを完了させてくれる。

とはいえ、これで車の登録を完了させれば完了するわけではなく、実は加入している自動車保険に関しても手続きが必要になる。

そこで次は自動車保険の「車両入替」についても説明していこう。

7.自動車保険で「車両入替」

中古車購入をして今の車から乗り換える場合には、今加入している自動車保険の「車両入替」という手続きが必要になる。

この手続きは正直なところ「保険会社に連絡して、車検証のコピーを送る」もしくは「車台番号や車両型式を送る」というだけで大丈夫なのだが、問題は「このタイミングでお得な自動車保険に切り替える」ということだ。

というのも自動車保険では、契約している車に増減がある場合、等級の継承などをスムーズに実施することができるようになっている。

そして等級の継承というのは、このタイミングであれば「別の自動車保険に変更しても無駄なく継承される」ということができるのだ。

そのため中古車購入をするタイミングであれば、安い自動車保険に変更できる最高のタイミングということになる。

そこで筆者としては、「自動車保険一括見積もり」というサービスを利用して、お得な自動車保険に変更することをオススメする。

自動車保険一括見積もりとはどのようなサービスなのか

自動車保険一括見積りとは、ネット上で車種情報を入力すると、自動的に自動車保険会社がマッチングされるサービスだ。

あなたになにのメリットがあるかというと、各保険会社の見積もりを比較できることだ。

前述したとおり、保険会社によって全然金額が異なることが多い。

しかも、同じ保証プランにも関わらず、保険会社によって倍近く違うことも珍しくない。

自動車保険を加入するなら是非ともオススメしたいサービスだ。

しかも、あなたは無料で利用。見積もりのハガキが郵送で届くだけなので、気軽に待っていればいい。

保険は勧誘などが厳しいため、営業電話も一切掛かってこないため、非常にオススメできる。

一番の老舗である「保険スクエアbang!」を使っておけば安心して利用できる。

保険スクエアbang!公式サイト

8.登録、納車

書類などもそろえ、すべての手続きが完了した後は、販売店に登録をしてもらうだけだ。

登録自体は陸運局に車を持って行ってから数時間で完了する。

しかし納車前の最終的な点検などをする必要があるため、実際には登録から2~3日後の納車となるケースが多い。

そのため登録日=納車日になることは珍しいと思っていてほしい。

また納車日には再度現車確認をして、仮にオイル漏れや「前回確認時にはなかったキズ」などが見つかった場合には、必ず指摘して修理するように言うべきである。

9.まとめ

以上、中古車購入の流れについて解説してきたが、最後に当ページの内容をまとめておこう。

  • 中古車購入の流れは大きく分けて8つに分けられ、それぞれで「損しないポイント」がある
  • マイカーローンを使えば予算組みが簡単になり、資金的な余裕ができる
  • 車探しには「 なびくる+ 」を使うと、確実に自分の希望に合った中古車が見つかる
  • 中古車購入の際には一緒に「自動車保険の変更」もすると、最もお得な自動車保険で車両入替することができる
  • 納車時には再度現車確認をすることが重要である
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