洪水や大雨など、水害によって車に被害が出た時に「水没車(冠水車)」という言葉をよく聞く。

しかし実際のところ、水没車の定義を知らずに何となく言葉として使っている人が多いのも事実。

実は「水没車」を知らない状態、危険なのだ。

というのも水没車であることで車としての価値は非常に低くなるため、安易に使ってはならないし、さらに買取査定などを受ける場合には「虚偽の申告」となるケースもある。

そこで今回は、自当社ディーラーの営業マンをしている筆者が、「水没車」について正しく紹介していくとともに、

 
  • 水没車を見分けるポイント
  • 水没車になるとどの程度価値が下がるのか
  • 水没車でも高く車査定に出す方法

を紹介していこう。

ご覧になっておけば、仮に水没車になったとしても必要以上の損を防ぐことができるだろう。

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1.水没車とは何か

まず水没車の定義について説明していこう。

水没車とはその名の通り「水没してしまった車」のことを指しているが、JAAI(一般財団法人日本自動車査定協会)では、「冠水車」として下記の通りに減点の基準を明記している。

 
  • 車内の床面まで水没=冠水してしまった
  • 車内のクッション(シート)上部まで水没=冠水してしまった
  • 車内のダッシュパネル上部まで水没=冠水してしまった

冠水車

上記画像の

(ちなみに、右側にある減点率があるが、売却時に価格から30%~50%を引かれるということだ。)

つまり、言い換えると「車内の一部に水が浸入している状態」ということになる。

とはいえ実務上は、車内に水が浸入していなくても、単純に「少しでも水に浸かったら水没車と見なす」というケースも多い。

そのため一概に、査定基準通りの判断がされるわけではないと思うべきであり、「人によって判断が変わることがある」ということになるのだ。

ただし、水没車と判断されたケースでは、間違いなく価値が大幅に下がる。

なぜなら車は「大きな電気製品」ということができ、電気にとって強敵となる「水」に害を受けている場合には、故障のリスクが非常に高くなるからだ。

そのためもしあなたが、今中古車の購入を検討している場合には次章にて紹介する「水没車を見抜くポイント」をしっかりとご覧になることをオススメする。

一方、あなたが乗っている車が水没車となっている場合には、後述する「水没車でも高く売れる方法」をご覧になってほしい。

2.水没車に当たらないために見抜くチェックポイント5つ

水没車に当たらないためには、下記に挙げた5つのポイントをしっかりチェックすることをオススメする。

水没車に見抜く5つのチェックポイント
  1. シートベルトを引き出す
  2. エンジン・トランクルーム内のサビ
  3. エアコン付けた時のにおい
  4. 簡単に外せるパネルの内部
  5. シート下の「シートレール」

というのも上記5つの部分は、水没車である場合に「しっかりと跡が残る場所」ということができるからだ。

それぞれ以下に分けてイラスト付きで説明していくので、ご覧いただきたい。

チェックポイント1.シートベルトを引き出す

車内が冠水して水没車になった時、実はシートベルトに「変色」が見られるケースが多い。

そしてシートベルトは洗浄してもなかなか変色が直ることはないため、基本的に「動かぬ証拠」となるのだ。

判断するために実施する作業は

 
  • シートベルトを最後まで引き出す
  • 隠れていた部分で「茶色っぽい汚れ」や「大きく変色している部分」があるか確認
  • ある場合には、水没車の可能性が極めて高いと判断
シートベルトを引き出す

シートベルトを引き出す

という流れだけでよく、非常に簡単である。

チェックポイント2.エンジン・トランクルーム内のサビ

エンジンルームやトランクルーム内のサビに関しても、比較的簡単に確認することができる。

まずエンジンルームに関しては、

 
  1. ボンネットを開ける
  2. エンジンやその他機関ではなく、スマホのライトで車のボディ内側を照らす
  3. 水没車の場合はサビている可能性がある
エンジン・トランクルーム内のサビ

エンジン・トランクルーム内のサビ

という内容で、水没の確認ができる。

またトランクルーム内に関しては

  • トランクを開ける
  • 布上の「内張り」を隙間からめくり、ボディの金属部のサビを確認する
  • 水没車の場合はサビている可能性がある

という確認方法となる。

ただしこの方法による確認は「10年前後経過している車両」の場合には、そもそも経年劣化によってサビが見られるケースもあるため、

  • 新しい車でサビが見られた…水没車の可能性が高い
  • 古い車でサビが見られた…経年劣化の可能性もあるため、判断できない

というのが現状である。

目安としては新車時から5~7年以内程度の車であり、その場合に判断できると思ってほしい。

チェックポイント3.エアコン付けた時のにおい

水没車であるとサビのほかに、「におい」がすることが多い。

というのも水に浸かることによってカビが発生することがあり、エアコンをつけた時にカビ臭くなってしまうケースがあるからだ。

また業者としてはエアコンのフィルター交換や、パイプそのものを交換することによってカビ臭さを防ごうとしているが、それでもすべてを取り除くことは不可能である。

そのためツーンとくる異臭や、不快なにおいがエアコンからする場合には、水没車の可能性を疑った方が良い。

エアコン付けた時のにおい

エアコン付けた時のにおい

ただし、車種によっては「本当にフィルター部にカビが発生している」というだけのケースもあるため、においがするからと言って水没車であると断定することはできない。

そのため筆者としては、エアコンから異臭がする場合に、その他のポイントのチェックも同時に実施することをオススメする。

チェックポイント4.簡単に外せるパネルの内部

車の内装にはめられたプラスチック上のパネルは爪でハマっているだけであるため、少し力を入れると非常に簡単に取り外しができる。

そして水没車である場合には、パネル内部に泥のような、砂のような汚れが大量に付着しているケースが多いのだ。

パネル内部に泥

パネル内部に泥

そのため、例えばナビ周りに取り付けられたパネルなどを外して確認すると、かなり高確率で水没車の確認をすることが可能である。

ただし爪などの破損が心配な場合は、販売店の人に「確認したいので外してほしい」と依頼すると、あなたの責任にならないのでオススメだ。

チェックポイント5.シート下の「シートレール」

これまでのチェックポイントは、正直なところ「車内のかなり上の方まで浸水しないと分からない」という水没車の確認しかできない。

しかし床面までの水没に関しては、「床を清掃されたら確認できない」というのが現状だ。

とはいえ床面に水が達している場合には、シートを固定している「シートレール」そのものがサビているor汚れている可能性が高い。

シートレールのサビ

シートレールのサビ

そのため床面までの浸水に関しては、シートレールのサビや汚れを確認しておくと良いだろう。

ちなみに日常生活ではシートレールがサビることはほとんどなく、汚れに関しても「商用車以外でベッタリと泥などが付着することはない」といえる。

そのためサビや大げさな泥汚れなどが見られる場合には、水没車だと疑っても問題ないといえるだろう。

以上が、水没車を見分けるポイントだったが、様々なサイトを見ると「車体下から見てサビがあるかどうか」ということを述べている場合がある。

このケースに関しては、正直なところ「なんともいえない」というのが現状だ。

というのも雪国などでは雪や氷を融解するために用いられる塩分によって、車体下部がサビてしまう可能性が高いからだ。

そのため車体下部のサビに関しては、水没車の判定基準になりえないということになり、結果的に筆者が述べてきたポイントのみが「見分け方の重要ポイント」ということになるのだ。

とはいえ中古車探しをする中で、いちいち水没車かどうかチェックするのは面倒くさいだろう。

そこで筆者としては、最初から「水没車以外」を探し出せるサービスの活用をオススメしている。

3.水没車ではない車を中古車で探すなら「ズバット車販売」がオススメ

水没車ではない中古車を探すことのできるサービスは「 ズバット車販売 」というものだ。

というのもズバット車販売はあなたが希望する条件をサービスの運営元に伝えるだけで、目当ての車を引き当てて紹介してくれるという特徴を持っている。

そしてサービスの担当者に「水没車は絶対にNG」ということを伝えておけば、間違いなく水没車以外であなたの希望する条件の車を探し出してくれるのだ。

またズバット車販売は中古車販売の最大手であるガリバーと提携しているため、そもそも「水没車のリスクが極めて低い」ということもできる。

そのためそもそも心配せずとも、ハズレを引く可能性が極めて低いということができるのだ。

さらにいうと、ガリバーと直接やり取りするわけではないため、余計な営業行為を避けられるというメリットもあるため、本当にオススメできる中古車探しの方法といえるだろう。

サービスの利用方法は簡単で、最初に希望する

  • 車種
  • 予算
  • 年式
  • 中古車を紹介してもらうために必要な氏名やメールアドレスなど

を入力するだけであるため、時間も手間もかからない。

ズバット車販売では、新古車や試乗車落ちといった極上の中古車を紹介してもらうことも可能であるため、コスパ抜群の中古車が簡単に見つけられる。

備考欄があるので、ここに下記のように入力することで新車とほぼ変わらない非公開車両を紹介してもらえる。

ズバット車販売の上手な使い方

ズバット車販売の上手な使い方

新車同然、もしくは非常に状態の良い車を安く買いたいという場合には、この方法で「 ズバット車販売 」に問い合わせをすることがオススメなのだ。

ズバット車販売の公式サイト

利用することで水没車のリスクを回避することができるほか、予算などに合わせた中古車探しができるため、ぜひ利用することをオススメする。

以上、ここまでは水没車のリスクを回避して中古車探しをする方法の説明だったが、もしあなたの車が水没車となった場合はどうなるのか気になるだろう。

そこで次章では、水没車となった場合の価値の下落について詳しく説明していこう。

4.自分の車が水没車となった場合は「価値が大幅下落」となる

水没車となった車は、正直なところ「大幅に価値が下がる」ということができる。

実際にJAAIの査定基準では、水没車の査定をする際に「30~50%価値を下落させて査定する」という基準を定めているのだ。

つまり簡単にいうと、水没車と判定されたときから30~50%分は価値がなくなってしまうということになる。

そのため水没車となった車を売却したくても、高く売ることは「不可能」と判断せざるを得ないのが現状なのだ。

とはいえただ安く車売却するのは遠慮したいだろう。

そこで筆者がオススメするのは「 タウ 」という業者に、買取依頼をすることだ。

水没車は海外ネットワークが豊富な「タウ」に任せろ

日本の水没車は、日本国内では

  • 故障のリスクが高い
  • 異臭などの問題がある
  • そもそも気分が良くない

などの理由から、敬遠されがちだ。

しかし海外に目を向けると「それでも性能の高い日本車が欲しい」という人が後を絶たないため、水没車でも非常に高い需要を誇っている。

そのため海外輸出に強く、さらに日本で敬遠されがちな事故車や水没車の取り扱いに強い「タウ」という業者がオススメなのだ。

というのもタウは

 
  • 世界100か国以上の販売ネットワーク
  • そもそも事故車買取専門であるため、敬遠されがちな車の買取に強い

という特徴を持っており、実際に水没車でも高く買取をしてくれるからだ。

また下記のように簡単な入力をするだけで、水没車の状況別に査定結果のシミュレーションもすることができる。

タグのシミュレーション結果

タグのシミュレーション結果

タグのシミュレーション結果

タグのシミュレーション結果

※出典元:タウの「事故車売却シミュレーター」より

そして実際に査定をする場合も、あなたが入力した情報から「仮査定」をしてくれるため、いちいち店舗などに出向く必要はない。

そのため手間もかからず高価買取に期待ができるため、間違いなくオススメの方法ということができるのだ。

5.まとめ

以上、水没車に関する解説を終了するが、最後に当ページの内容をまとめておこう。

  • 水没車はJAAIによってある程度定義が定められているが、見る人によって判断が異なるケースがある
  • 水没車を見抜くポイントは5つあり、それぞれ複合的に確認するとより確実にリスク回避ができる
  • 水没車ではない中古車を探すなら、ラクして確実な「 ズバット車販売 」がオススメ
  • 自分の車が水没車となった場合には、「 タウ 」を利用して買取をしてもらうと高価買取に期待ができる
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