車に乗っている限り、いつかは車売却について検討しなければならなくなる。

その理由は「新モデルが販売開始された」「今乗っている車が古くなった」など様々だが、多くの人は「特別なこと」だと感じている。

なぜなら車の購入や車売却をする際には、基本的に大きな金額が動くからだ。

よほどのお金持ちか、日常的に車売却を主な業務としている人のどちらかだろう。

しかし一般的にはそのような人は珍しいため、誰もが「少しでも高く車売却をしたい」と思っている。

とはいえ特別なことであるため、高く車売却をしなければならないという重圧はもちろんだが、「車売却の際にトラブルに合わないようにしたい」と思っているだろう。

そのため車売却をする前に、あらかじめトラブル事例をしっかりと把握しておき、きちんと対処したいと思っていないだろうか。

たしかに、先にトラブルの対処法さえ知っておけば、大きなトラブルに巻き込まれることも無く満足のいく車売却ができる可能性はぐっと上がる。

そこで今回は自動車ディーラーの中古車査定士として、実際に何台もの車査定をしてきた筆者が、車売却のトラブル事例をもとに対処法などをしっかりと説明していこう。

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1.国民生活センターに寄せられた相談件数

実は日本国内で「お客様」とされている人から寄せられたクレーム等を紹介している、公共性の高い団体がある。

それは「国民生活センター」だ。

独立行政法人ということもあって、ここに寄せられた事例は「国民の生活が脅かされる可能性がある」ものばかりである。

またこの団体ではカテゴリごとに様々なデータを取り扱っているため、車売却に関するトラブル事例も簡単に探すことができるのだ。

そこでまずは、実際に寄せられた車売却に関する事例の件数を紹介していこう。

実際の車売却に関する相談件数はどのくらい?

車売却に関する相談件数としては、下記の表のようになる。

年度 相談件数
2012 7,748
2013 7,733
2014 7,283
2015 7,422
2016 7,594
2017 3,068
※出典元:独立行政法人国民生活センターの「各種相談の件数や傾向の中古自動車」より

この表にある相談件数は、実はあくまで「中古車」に関するものだ。

そのため実は車売却に関する相談は、この中に含まれている。

とはいえ通常の車買取店は、基本的に中古車販売事業によって利益を上げているため、結果的に「買取業界全体の件数」と考えてもそれほど大きく間違ってはいない。

そしてこの表にある件数について、次に筆者の見解を簡単に述べていこう。

トラブル事例件数から見る筆者見解

筆者の見解としては「意外と少ないのではないか…?」という感覚であった。

というのも大手車買取店だけでも年間で約90万台の車買取をしている。(※出典:矢野経済「中古車流通総覧2017」より)

そのため、実は国民生活センターに寄せられているトラブルの件数から単純計算すると、1%未満になるといえる。

もちろんすべての事例が寄せられるわけではないが、それでもトラブルとなる可能性は相当に低いといえるだろう。

また筆者のように中古車査定士として働いていると、「業者の悪いウワサ」というのはすぐ耳に入る。

しかし筆者が勤務している中では、正直なところ1年に1度か2度、例えば

  • 購入した車に確認し忘れたキズがあった
  • 車売却をしたときに、後から他社の方が高い金額だということが分かった

など、比較的簡単なトラブル事例を聞くだけであった。

そのため全国的に見ても、基本的にはトラブルとなる可能性は低いと思っても間違いないだろう。

また筆者が勤務していた自動車ディーラーや大手車買取店では、基本的に営業担当者への教育をきちんとしている。

そのため、やはり基本的には車売却時にトラブルとなる可能性は極めて低いと思っても問題ない。

とはいえどのようなトラブルが起きているのか、可能性が低いと分かっていても気になるだろう。

そこで次章では、実際に国民生活センターに寄せられたトラブル事例を紹介していくとともに、対処法についても紹介していこう。

2.車売却のトラブル事例と対処法

前章では相談件数に関する紹介をしてきた。

中古車に関するすべての相談件数が年間3,068件(2017年度)であることを考えると、全車買取台数の割合として非常に低いということはよく理解できただろう。

しかし裏を返すと「トラブルになっている」という事実もあるため、心配の種は尽きない。

そこで本章では、実際に国民生活センターに寄せられたトラブル事例をもとに、対処法を解説していこう。

早速、まずは以下にトラブル事例を紹介していく。

実際に寄せられたトラブル事例3つ

国民生活センターに寄せられたトラブル事例の内、車売却に関する主なものは下記に挙げた通りである。

3年前に新車で購入した車を乗り換えるため、車検の前に売却することにした。インターネットで見つけた複数の買取業者に連絡して、店舗に出向き、車を見せた。一番高い価格を提示した買取業者(以下、事業者)と4日後に価格交渉し、220万円に決まり、売ることにした。また、別途、売却価格の変更がないことを保証するサービス(以下、買取価格保証)に20,000 円を支払って加入した。車を引き渡した3日後に事業者の担当者から電話があり、「ルーフパネルの交換歴が判明した。知っていれば買い取らなかった。車を返すから代金を返してほしい」と求められた。「お客様の事故、メーター改ざん、水没以外はすべて事業者が負担する」と言われて「買取価格保証」を申し込んだのに、話が違うので承服できない。後で思い出したが、過去に雪害でへこんだルーフを保険で修理したことがある。商談中、「事故は起こされましたか」と尋ねられたが、駐車している車の屋根に雪が落ちたことを「事故」と思わなかったので、申告していない。(60歳代 男性 無職)

※引用元:国民生活センターの「相談事例と解決結果」より

2年前から所有する30年近く前に製造された国産スポーツカーを買取店に見せたところ、「ぜひ欲しいというお客がいる。買い取らせてほしい」と頼まれた。この車はエンジンを載せ替えていると査定士に伝えた。査定の結果、約75万円で買い取るとのことだったので、この車の価値が分かり、大切にしてくれる人の手に渡るのならと思い、売却を決めた。その後3カ月近くたって、買取店本部の債権回収部門の担当者(以下、担当者)から、「オークションにかけたところ、走行距離数に問題があった。契約を解除したい」と電話が入った。走行メーターを自分で改ざんした覚えなどはない。プロの査定士が厳正に査定したうえで提示した買取金額ではなかったのか。売却代金は新しい車を購入した際使ってしまい、今さら契約解除と言われても困るし、納得できない。(40歳代 男性 自営業)
※引用元:国民生活センターの「相談事例と解決結果」より
中古車を 25 万円で買い取り会社に売却する契約をしたが、家族で話し合って売却しないことにした。契約から3日後、解約を申し出たところ、キャンセル料として 10 万円を請求された。約款にキャンセル料が明記されており、売り主が解約を申し出た場合、売買代金100 万円以下の場合は一律 10 万円のキャンセル料とのことだが、契約時にそのような説明は受けていなかった。10 万円のキャンセル料は高額なので、支払いたくない。(50 歳代 男性 給与生活者)

※引用元:国民生活センターの「中古車の売却の際のキャンセル料のトラブルについて」より

ご覧になると、それぞれ「あり得なくない話だ」と感じたことだろう。

そのため心配になってしまうのも無理はない。

そこで次に、車売却に関わるトラブルの対処法を、車査定のプロ目線で紹介していこう。

トラブル事例の具体的な対処法

車売却に関わるトラブル事例を前述したため、ある程度どのようなトラブルが起こってしまうのか理解することはできただろう。

そこで改めて主なトラブル事例のポイントを、先程紹介した事例には無いものを含めて、下記に箇条書きしておいたのでご覧いただきたい。

車売却のよくあるトラブル事例まとめ
  • キャンセル・解約に関すること
  • 強引な買取、しつこい勧誘に関すること
  • 再査定による買取価格ダウンに関すること
  • 代金の支払いに関すること

それぞれの対処法に関しては以下に分けて説明していこう。

対処法①キャンセル・解約に関すること

車売却のトラブルの中で意外にも多いのが、売買契約後のキャンセルに関するトラブルだ。

例えば「買取契約を結んだ後にやっぱり車売却したくなくなった」など、前述したトラブル事例にもあったため、よく理解することができただろう。

しかし実際のところ、このトラブルは比較的簡単に解決することができる。

というのもキャンセルや解約に関して、車査定をしてもらう段階または売買契約を結ぶ段階で確認するだけで構わないからだ。

そして確認したその場で、必ず証拠となるように書面や音声などで記録しておくだけで、確実に防ぐことができるといえる。

しかし例えばあなたに瑕疵(修復歴に代表される重大事項の申告をしなかったなど)がある場合、車買取店側からキャンセルをされる場合もあるため、必ずあなた自身も嘘をつくことは許されないのだ。

そのため車買取店の担当者とあなたが、必ずお互いにキャンセル規定や重要事項の確認を怠らないことが重要である。

また確認の方法としては、単純に

  • 万が一車売却後にキャンセルする場合はどうなるのか
  • 自分の車について知っていることは述べたので、買取店の都合での解約は受け付けられない

ということを述べた上で、やはり音声や書面に残しておくことをオススメする。

対処法②強引な買取、しつこい勧誘に関すること

営業マンのヤル気が空回りしている場合によくあるのだが、強引な買取やしつこい勧誘をされるというトラブルがある。

このトラブルは意外にも多く、ノルマ達成によって給料の金額が決まってしまう営業マンには本当にありがちなのだ。

というのも車買取店の営業マンは基本給のほかに、車買取によるインセンティブを手当としてもらうことで、お金を稼いでいるという背景がある。

そのためお客様であるあなたのことを「金のなる木」としか思っていない場合があるのだ。

そしてその場合に、お金を稼ぎたいがために無理やり買取をしてしまうような行動に出たり、嫌がっている顧客を無視してしつこく勧誘してしまうためトラブルになる。

そのようなトラブルは正直なところ「事前に対処するのが難しい」というのが現状ではある。

しかし対処する方法もあるのだ。

例えば自宅にて営業マンが自宅敷地内などに居座ったまましつこく勧誘してくる場合には、「不退去罪になってしまうのでは」と言うだけで構わない。

というのも会社員である以上、営業マンは法律を盾にされると弱ってしまう。

そのためそれ以上しつこく勧誘をすることはできないのだ。

仮にそれでもしつこく勧誘をしてくるようであれば、それこそ警察に通報すれば間違いなく解決するだろう。

また強引な買取に関しては、契約を締結する前に車や譲渡書など、名義変更に必要な書類を渡さなければ問題ない。

なぜなら名義変更ができず、さらに商品となる車本体も無ければ車買取店としても意味がないからだ。

そのため例えば「この車を近くの修理工場で見てもらう」といった場合には、丁寧に断るべきといえるだろう。

またそもそもお客様の車を自分の都合で勝手にその場から持ち出すことは常識的に考えて問題ありなので、そのような依頼をした業者は信頼できないと判断し、依頼そのものをキャンセルすべきといえる。

対処法③再査定による買取価格ダウンに関すること

車査定をした後に、自社で再査定をして買取価格ダウンだと言ってくるトラブルがある。

このトラブルは非常に珍しい事例ではあるのだが、こちらもあらかじめ書面や音声で

  • 買取価格は○○万円に間違いないか
  • 契約締結後の金額変更はできない
  • こちらは車の状態について知っているすべてのことを話したので、もし引き取り後に問題が発覚したとしても返金等には応じることができない

ということを証拠として取っておく必要があるだろう。

そうするだけで万が一契約後に価格ダウンを申し出てきたとしても、「御社の担当者は間違いなくこのように言っていましたが、契約違反ではありませんか?」と言ってしまえば問題ない。

なぜならあなたが意図的に嘘をついていない限り、車買取店に重要事項の説明責任があるからだ。

そのため契約時には必ず契約書の重要事項説明をきちんと依頼すべきだと覚えておくとともに、証拠の保存も非常に重要だと覚えておこう。

対処法④代金の支払いに関すること

ごくごくまれに起こる可能性のあるトラブルだが、「期日に代金の支払いが無い」という場合もある。

筆者の競合他社となる企業では聞いたことはないが、実際にお客様の声を聞くとあるようだ。

しかしこちらに関してもあらかじめ対処することは可能である。

その対処法とは「大手車買取店に依頼すること」である。

なぜなら大手車買取店はお客様への入金のルールが厳格に決まっており、企業の信頼を維持するためにも必ず入金が行われるからだ。

そのため大手車買取店に車売却を依頼することで、この問題は解決するということができる。

しかし例えば、「自分の知人の知人がやっている車屋で車売却したい」という場合など、個人店に車売却の依頼をする場合には少しだけ注意が必要である。

というのも中にはお金の管理が非常にずさんな人もいるため、入金がされないままになっている場合もあるからだ。

そのため個人店や中規模車買取店などに車売却を依頼する場合には、

  • 何月何日までに、いくら入金されるのか(振り込み手数料なども確認)
  • 入金が無い場合はどうするのか(責任の追及)

など、確実に確認して、約束されている入金日の前日にはあなたから「明日入金お願いしますね!」と一言伝えておく必要がある。

そうすることで入金に関するトラブルは基本的に起こることはなく、万が一起こったとしてもあなたに非は全くないということになるのだ。

以上が車売却における主なトラブルの対処法に関する解説だったが、ご覧になると「証拠の用意など、少しだけものものしい感じがする」と思ってしまっただろう。

しかし最大限対処するためにはこうするしかないというのも現状なのだ。

とはいえ証拠の用意などがあまり気持ちのいいものではないということもよく理解できる。

その場合には、最後に述べているように「大手車買取店に依頼すれば基本的に問題ない」ため、筆者としてはその方法をオススメする。

そうすることできちんとした顧客対応を受けることができ、さらにあなたにとって満足のいく車買取をしてもらうことができるのだ。

また大手車買取店を複数社呼んで競合させることで、相場の上限値付近の価格を引き出すことも可能であるため、お得に車売却がされる可能性も極めて高くなる。

そのためぜひ次章にて紹介する「車一括査定」というサービスを利用、さらに安全な車買取店のみ参加している「かんたん車査定ガイド」を利用するといいだろう。

詳しく紹介していく。

3.安心な車買取店に依頼するなら「かんたん車査定ガイド」がオススメ

前章ではトラブル事例を説明するとともに、対処法・対策をご紹介してきましたが、正直なところ「面倒くさい」というのが本音のはず。

たしかに対策によってリスクを回避できるということはよく理解できるかと思いますが、その対策自体が面倒くさくては、思うように車買取を依頼できない人もいるだろう。

そのため筆者としては「 かんたん車査定ガイド 」というサービスの利用をオススメしている。

このサービスでは「きちんとした査定、車買取を実施するため安心できますよ」という認定をされた車買取店のみを探し、車査定の依頼をすることができるのだ。

もう少し具体的に見ていこう。

かんたん車査定ガイドと提携している業者は「JADRI」加盟店だけ!

まずかんたん車査定ガイドというサービスでは、提携している業者が「JADRI(日本自動車流通研究所)」という団体にすべて加盟しています。

このJADRIという団体は簡単に説明すると「怪しい車買取店は加盟できず、自動車ユーザー=顧客に対して有益な事業社のみが加盟できる団体」。

そのためまずは「JADRIという団体に加盟している車買取業者に車査定の依頼をすれば、安心して車買取をしてもらえる」のだ。

そしてかんたん車査定ガイドというサービスをそもそも知らないだろう。

かんたん車査定ガイドは「車一括査定」で、一気に複数社を競合させることができる!

かんたん車査定ガイドとは「車一括査定」というサービスのひとつです。

 車一括査定とはインターネット上のサービスのことで、サービスと提携しているいくつもの車買取店に一括して車査定の依頼をすることができるサービス
車一括査定のイメージ図

車一括査定のイメージ図

つまり、かんたん車査定ガイドは申し込みをすることで、JADRIに加盟している「安心して車査定を任せられる業者」に一括して、車査定を依頼することができるのだ。

さらに嬉しいことに、提携している車買取業者は、ここ最近の海外の日本車ブームや国内での中古車人気の影響で、再販する在庫車が不足している。

つまり「少しぐらい高くなっても構わないから、確実に車買取を実施したい」と状態が続いているのだ。

さらに提携しているほとんどの車買取店は無料の出張査定に対応している。

出張査定とは、車買取店の方からわざわざこちらの車を見に来て査定してもらうことだ。

つまりかんたん車査定ガイドを利用することで、安心できる業者を一気に競合させて、確実に最高額を引き出すことができるだ。

また、かんたん車査定ガイドに申し込むためには、

  • あなたが車買取を依頼する車に関する情報(車種や年式、総走行距離など)
  • あなた自身に関する情報(出張査定先の自宅住所や、氏名など)

を入力するだけですから、実は最短で1分、遅くとも2~3分程度の時間があれば申し込みが完了する

以上のことから、かんたん車査定ガイドは「最短時間で安心できる業者から最高額を引き出すことのできるサービス」ということが分かっていただけたのではないだろうか。

本当に利用は簡単ですし、JADRI加盟店によって間違いなく最高額を引き出すことができますから、ぜひ一度試してほしい。

かんたん車査定ガイド

4.まとめ

以上で車売却に関するトラブルの解説を終了するが、ご覧になると「少しだけものものしい感じもするが、確実にトラブルの対処をすることはできそうだ」と感じたことだろう。

その感覚は間違っておらず、悪質な車買取店によるトラブルは「証拠」「法律」といった言葉によって対処できるケースが多いのだ。

また大手車買取店に依頼することで、そもそも安心して車売却を任すこともできる。

さらに最後に紹介した車一括査定というサービスを利用することで、大手車買取店を何社も一気に競合させることができ、結果的に安心感と最高額を得ることも可能だ。

そのためぜひ一度簡単な申し込みのもと利用して、「こんなにお得になるの!?」という驚きを味わってほしい。

そうすることで必ずあなたの予想を超えた価格が提示され、必ず満足のいく結果となることは間違いない。

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