今乗っている車から次の車へと買い替えをしていくのであれば、車売却は避けて通れないといえる。

というのも車は基本的に価値が0円になることはないため、新しい車の購入費用の足しにすることができるからだ。

とはいえ実際に車売却を進めていくとき、その手続きが「かなり面倒くさそうだ」という考えのもと、結果的にテキトーな車売却をしてしまう人が多い。

しかし先に結論を述べておくが、車売却は下記に箇条書きした「たった5ステップの手続き」で完了するのだ。

車売却の5ステップ
  1. 車売却の方法を決める
  2. 実際に依頼する
  3. 売買契約を結ぶ
  4. 車両の引き渡し
  5. 入金の確認

そのため当ページでは、ディーラーの中古車査定士である筆者が、それぞれのステップを以下に分けて、理解しやすいように詳しく説明していこう。

ちなみに上記4ステップはあくまで「基本」であり、最後に紹介する方法を実践すると「間違いなく高く売却できる」といえるため、ぜひ最後までご覧いただくことをオススメする。

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1.ステップ1…車売却の方法を決める

車売却で最初にすべきなのは「方法を決める」ということだ。

というのもひとことで車売却と言っても、実は

 
  1. ディーラーへ「下取り」に出す
  2. 買取専門店にて「買取」をしてもらう
  3. 車一括査定というサービスを使ってどこかに買取をしてもらう

という3種類の方法があるのだ。

そしてこの3つはそれぞれ「良し悪し」があるため、下記に各方法の特徴を説明していこう。

売却方法1.ディーラーへ「下取り」に出す

ディーラーの下取りは、車売却(特に買い替えに伴う車売却)の中では最もメジャーな売却方法である。

しかし先に結論を述べておくと、ディーラーの下取りは「安くなる」もしくは「高く見せられているだけ」というケースが圧倒的に多いので、オススメできない。

というのも筆者自身、ディーラーで営業マンをしながら下取り車両の査定をしているのだが、そもそもディーラーは「新車の販売」がメイン事業であり、メーカーからもノルマ化されている。

そのため中古車販売の源泉となる下取りに関しては実はあまり力を入れておらず、結果的に下取り価格も「やや消極的」になってしまうケースが多いのだ。

とはいえディーラーに依頼した時に他社よりも高く査定してくれるケースもあるのは事実だ。

ただ、下取りなのに高いというケースは、そのほとんどが「新車の値引き額が少ない」というケースに該当する。

つまり下取りだけ高く見せかけており、実際の利益調整は「十分にできている」という状況なのだ。

実際、筆者自身や同僚の営業マンは、新車販売を担当しているとき上記の理由から「そもそも低い金額しか提示できない」もしくは「高く下取りしているように見せかける」という手法はよく活用している。

そのためディーラーへ下取りに出すことは最初から選択肢として外すべきといえ、仮に査定をしてもらったとしても「期待しすぎない」ということが重要である。

売却方法2.買取専門店にて「買取」をしてもらう

2つ目の方法は「買取専門店による買取」である。

これも下取りに次ぐメジャーな方法だが、筆者としては下取りよりもオススメの方法といえる。

というのも買取専門業者は、買い取った車を中古車として再販することで利益を上げているからだ。

もっと分かりやすく言うと、買取によって在庫車を確保しなければ、その後の利益が生まれないため「ディーラーよりも圧倒的に力を入れている」ということになる。

そのため基本的にはディーラーの下取りと、専門店の買取を迷った場合には「間違いなく買取店の方がお得なケースが多い」ということができるのだ。

また買取店の営業マンは「買い取ることで得られる営業手当」が、ディーラーの比ではないケースが多い。

つまり営業マン自身、なんとしても買取を確実に実施したい=間違いなく高額買取になるということができるのだ。

そのため車売却をするときは、ディーラーの下取りよりも買取専門店に「買取」の依頼をした方が効率的に高くなるのが当たり前ということになる。

売却方法3.車一括査定というサービスを使ってどこかに買取をしてもらう

ここまで説明してきた2つの方法を見る限り、買取が最も高くなりそうだと思うだろう。

しかし実際のところ、3つ目の方法である「車一括査定」というサービスを使うとより最高額で車売却をすることができる。

というのもこのサービス、高く買取をしてくれる買取専門店に対して複数社一気に査定依頼ができるものであるため、一度に何社もの買取店を競合させることができるのだ。

買取店としては前述したように、買取を実施して在庫車確保をしなければ生きていけなくなる。

そのため複数業者を競合させることで各社の提示できる最高額となるため、結果的に相場の上限値付近の価格で車売却することができるのだ。

もちろんあなた自身が何社もの買取店を探して競合させても構わないのだが、筆者としては車一括査定を利用したほうが短時間で完了させられるため、こちらをオススメする。

ちなみにより詳細なサービスの内容については、下記に説明していくので併せてご覧いただきたい。

車一括査定とはどのようなサービスなのか

車一括査定とは「複数の買取店」に同時依頼できるサービス

 車一括査定とはインターネット上のサービスのことで、サービスと提携しているいくつもの車買取店に一括して車査定の依頼をすることができるサービス
車一括査定のイメージ図

車一括査定のイメージ図

そして名前からもおおよその内容は推測できるだろうが、サービスと提携している何百~何千社もの車買取店の中から、あなたの地域に対応している複数の車買取店に車査定を一括して依頼できるのだ。

またサービスと提携しているほとんどの車買取店は、無料の出張査定サービスに対応しているため、あなたは自宅にいながら一気に複数社を競合させられる。

そのため「一度の申し込みをするだけで、最高額が得られる方法」ということができるのだ。

申し込み方法に関しても非常に簡単で、

  • あなたが乗っている車に関する情報(車種や年式、総走行距離など)
  • あなた自身に関する情報(出張査定先の住所や氏名など)

を入力するだけであるため、1~3分程度の時間があれば申し込みを完了させられる。

以上のことから車一括査定を利用することで、へこみのあるあなたの車は「最短時間で最高額を得ることができる」ということになるのだ。

申し込みは非常に簡単で、誰でもササっとできる。

そのためぜひ一度利用して、満足のいく価格提示を受けてほしい。

とはいえひとつだけ問題もある。

それは「車一括査定のサイトはいくつもあるため、どこがオススメなのか分からない」ということだ。

そこで最後に、当サイトで紹介している車一括査定サイトの中から、オススメなものを紹介しておこう。

車一括査定を徹底比較

車一括査定をオススメしたのはいいが、じつは買取店ほどではないにしても、いくつかのサイトが存在する。

主要な車一括査定6つをまず見てほしい。

下記にそれぞれの車一括査定を比較した一覧表を載せておく。

車一括査定の比較表

車一括査定の比較表

それぞれの比較一覧表をご覧になると、例えば

  • カーセンサーの提携業者数は圧倒的に多い
  • 楽天オートは楽天ポイントがもらえる
  • ズバット車買取は申し込み直後に買取相場を知ることができる
  • かんたん車査定ガイドはJADRIで認可された買取業者のみに厳選
  • カービューは車一括査定を最初に始めた運営サイトで歴史が長い
  • ユーカーパックは買取業者からの電話がない、申込み直後に買取相場を知ることができる

という特徴に気付くことができるだろう。

実際にこれらの特徴はすべて各車一括査定の「強み」といえる部分だ。

といえば、これらの特徴をご覧になるだけでは、本当にオススメの車一括査定がどれなのか分からないはずだ。

そこで筆者が車査定のプロとして最もオススメできる車一括査定について、ご紹介していく。

車一括査定のオススメは「カーセンサー」

最もオススメの車一括査定はタイトルの通り「 カーセンサー 」と結論付けている。

なぜなら「1,000件を超える圧倒的な業者と提携しているため、最も自分に合った買取業者を探しやすく最もお得になる可能性が高い」といえるからだ。

カーセンサー

とはいえその他の車一括査定がオススメできないわけでもない。

下記に筆者が カーセンサー を1位として、それに続くオススメランキングをカンタンに箇条書きした。

それぞれを分けて、簡単に理由の説明をしていこう。

2位:ユーカーパック

ユーカーパック は他の車一括査定とは少し色が異なる。

ユーカーパックの特徴は、車一括査定のように買取店からの電話ではなく、ユーカーパックからのみしか掛かってこない。

この車買取店から一斉に電話がかかってこない点が評価することができる。

さらには、2,000社以上もの車買取業者と提携してのも評価ポイントだ。

ただし、前述したカーセンサーと比較すると、提携している業者の多くが「大手買取業者ではない」という欠点がある

ユーカーパック

3位:楽天オート

楽天オート の車一括査定は、「ポイントがもらえる」という特徴が大きい。

そして得られるポイントは

  • 申し込みをして5ポイント
  • 申し込み後に制約をしたら1,500ポイント

であり、ハードルがとても低い。

提携している買取業者数はカーセンサーと比較して見劣りする。

4位:ズバット車買取

ズバット車買取 は車一括査定の中でも10年を超える運営実績があり、東証一部上場企業が運営しているため「信頼感」は抜群といえる。

  • 提携業者数もそれなりに多く、比較的容易に複数社の競合をさせることができる点
  • 申し込み後に買取相場がすぐ分かる点

など、それほど目立つポイントではありませんが「しっかり堅実にお得になることができる」といえる。

ズバット車買取

5位:かんたん車査定ガイド

かんたん車査定ガイド の最大の特徴はJADRIと言われる中古車の流通を健全とする団体に参加している買取業者のみと提携している点だ。

最近は滅多にありませんが、それでも車は金額が大きいぶん、少し品が悪い買取業者が存在することも事実。

つまり「かんたん車査定ガイド」は、提携している買取業者が少ないのが弱点だが、逆にいうと信頼できる買取業者に厳選しているといえる。

かんたん車査定ガイド

6位:カービュー

残念ながら筆者として最下位が カービュー

実は、カービューは車一括査定というサービスを一番最初に始めた会社である。

ただし、残念ながらカービューは車好きが集まったコミュニケーションサイト「みんカラ」に力を入れいるため、車一括査定の後発組に負けているという状況だ。

また、サービス内容も他社に比べて、ここが強いというのが正直ない。

以上、筆者がオススメする車一括査定に関しての解説を終了する。

ご覧になると「いくつもある車一括査定にはそれぞれ特徴があり、ポイントを抑えておくことで確実に金銭的にも、精神的にもお得になることができる」ということが分かったかと思う。

そして再度結論を述べますが、筆者としては最もオススメな車一括査定は「 カーセンサー 」であり、確実に最もお得な車買取業者を探すことで「数十万円以上も高く車買取してもらえる」ということができる。

申し込みにかかる時間も2分程度と、本当に短時間で簡単に申し込みを完了させることができる。

そのため、ぜひ一度試してみてほしい。

「こんなにお得になるのか!」とビックリするかもしれない。

以上の説明から、車売却の方法は

 
  1. 車一括査定
  2. 買取専門店による「買取」
  3. ディーラーによる「下取り」

の順に高く売却可能であることは理解できただろう。

ちなみにどこに売却したとしても、手続きの手間に関しては「ほとんど変わらない」といえるため、やはり筆者としては最も高く売れる車一括査定をオススメする。

そうすることで新しい車の購入費用が余分に増えるだけではなく、家計への足しにもなるため一石二鳥ということができるのだ。

2.ステップ2…実際に依頼する

車の売却方法を決定したら、次は「依頼」をすることになる。

買取業者の選定方法に関しては単純に「金額」だけを見て、最も高く査定してくれた業者を選んでも問題ない。

というのも買取業者は車を買取するという目的のためだけに仕事をしているため、そもそも買取完了後は「何かかかわりを持つことが無い」、つまりアフターサービス自体が関係ないケースが多いのだ。

そのためサービスの質などで比較するのではなく、単純に買取価格だけを見て高い業者を選べば問題ない。

ただし、先程の車一括査定を利用する際には

  • 洗車と車内清掃
  • 修復歴の申告

だけはすべきである。

というのもそれぞれ、きちんとしなければ「あえて低く査定されるリスク」が伴うからだ。

それぞれ下記に分けて説明していこう。

洗車と車内清掃

洗車や車内清掃に関しては絶対に実施すべきである。

ただし世間一般では「キレイにしておいた方が心象が良いため高くなる」といわれることが多いが、実は「実施すると高くなる」という点についてはあまり関係ない。

というのも洗車や車内清掃をする意味は「正しく査定してもらうためにキズなどをしっかり見せるため」にするのだ。

一体どういうことなのかというと、査定士は車査定をする際にキズや凹みなどから評価をしていくのだが、キズが見えにくい状況(泥や砂汚れなど)がある場合には「キズがあるだろう」と想定して評価することが多い。

なぜなら仮にキズが無いと仮定して評価した後にキズを発見した場合には、自社が損してしまうからだ。

つまり買取業者側のリスク回避ということである。

その結果あまりキレイではない状態で査定をしてもらうと「あえて低めの査定額」にされる可能性が極めて高くなってしまい、必要以上に損してしまうのだ。

そのため筆者としては、損を防ぐという意味で、簡単でも構わないので洗車と車内清掃だけはすべきだと結論付けている。

修復歴の申告

車売却のための査定をするとき、大きな減額ポイントに「修復歴の有無」がある。

修復歴とは車の骨格や足回り、パネル類などの「走行安全性にかかわる部分」において、修理した履歴(または修理が必要だと判断される)の有無について聞いており、「有」の場合には大幅に減額されてしまう。

そのため多くの人は「修復歴がある場合には隠したい」と思ってしまうのだが、それは危険だ。

というのもまず第一に、修復歴のある車はフレームの曲がりや周辺部品の新しさなどから、必ずバレてしまう。

仮にバレなかったとしても、買取後の検査で見つかると「瑕疵担保責任(かしたんぽせきにん、売買契約の際の重要事項説明の不履行)」を問われ、結果的に損害賠償や買取金額の一括返済を求められてしまうからだ。

そのため必ず修復歴がある場合は申告しなければならず、申告せずにバレてしまった場合は「このお客さん他にも隠してることがあるかも」という心理から、より低い査定額を提示されてしまう。

とはいえ修復歴の有無に関して、素人では検討が付かないのも事実である。

そこで簡単な判断基準をお教えしよう。

それは

  • 事故によってバンパーやドアパネルなどを交換している→修復歴「有」
  • 小さな擦り傷や小石がはねた後のような小さな凹みがある→修復歴「無」

というものだ。

これだけで修復歴を正しく判断できる確率はグッと上がるため、その通りにしてほしい。

また査定時には「この車には事故歴や修復歴はありますか?」聞かれるが、上記の判断基準のもと正しく申告しておけば問題ない。

以上、依頼に関する説明だったが、基本的には

  • 高い査定額を提示してくれる業者に依頼する
  • キズや凹み、修復歴などは包み隠さず見せる(申告する)

というだけであるため、深く考えずにしっかりと覚えておいてほしい。

3.ステップ3…売買契約を結ぶ

依頼した後は、実際に売買契約を結んでいく。

しかし売買契約に関しては、先程少し紹介した瑕疵担保責任によるキャンセル規定などの説明をされるだけで、基本的には「契約書にサイン(または押印)する」というだけのシンプルなものだ。

ただし一般的な車売却では契約と同時に「必要書類」の説明もされるため、先に用意できていると後からラクすることが可能になる。

具体的に必要な書類とは

車売却の必要書類
  1. 車検証
  2. 自賠責保険証明書
  3. リサイクル券
  4. 自動車納税証明書
  5. 印鑑登録証明書
  6. 譲渡証明書
  7. 委任状

の7つである。

それぞれの書類の入手先や注意点などに関しては、以下に分けて紹介していく。

車検証

車検証はあなたも知っているだろうが、一般的に「車検証入れ」という大きな手帳代のケースに入れられて、さらに車のダッシュボード内に保管されていることが多い書類だ。

これは車の所有者情報などが書かれており、買取後に所有者の変更をするために必要な書類であるため、必ず用意しなければならない。

仮に紛失してしまった場合にはナンバーが登録されている管轄の陸運支局へ出向き、紛失した旨を伝えると「再発行の理由書」や「本人確認」などを経て、再発行することが可能である。

自賠責保険証明書

自賠責保険証明書は、車検証と一緒に車検証入れの中で保管されていることの多い書類で、「自賠責保険の有効期限がまだある」ということを証明するものだ。

この書類がなぜ必要なのかというと、売却後に自賠責保険の契約者氏名を変更するためである。

そのためこの書類も基本的には必須なのだが、仮に無くしてしまった場合には、加入先の保険代理店または保険会社に連絡して、再発行してもらう必要がある。

その際にかかる時間はバラバラで、およそ1週間~1ヶ月程度見ておけば大丈夫というのが本音だ。

そのため売買契約前に、一度チェックしておきたい書類である。

リサイクル券

リサイクル券は自動車リサイクル法という法律で定められた書類で、コチラも車検証入れの中で保管されているケースが多い。

ただしこの書類は無くしてしまっても、業者がネット上で情報を調べれば良いだけの書類であるため、単純に「あった方が親切」という程度に覚えておけば大丈夫だ。

自動車納税証明書

自動車納税証明書は、1年に1度納税している自動車税が「納税完了している」ということを証明する書類であり、売却時には必須の書類だ。

ただしこの書類はレシート代の小さな書類であるため、紛失してしまっている可能性が極めて高い。

しかし実は簡単かつ無料で再発行できるため安心してほしい。

というのも自動車納税証明書は、納税後に自分の住民票のある都道府県税事務所内にある専用端末で、登録ナンバーを入力するとその場で再発行できるのだ。

そのため紛失している場合でも、買取業者の営業マンが無料で代理取得してくれるケースも多いため、それほど心配しなくても大丈夫である。

印鑑登録証明書

印鑑登録証明書とはぞくにいう「印鑑証明」のことであり、住民票のある市区町村役場または出張窓口にて、2~300円程度を支払うと入手可能である。

必要な理由に関しては「所有権など、名義の書き換えが必要なため」であるため、必ず用意すべきだ。

ただし車検証上の所有者がローン会社やリース会社である場合には、残債の確認とともに「売却したいので印鑑証明を送ってください」と依頼すれば、すぐに送付してくれる。

ちなみにこのケースでは、後述する譲渡証明書や委任状もまとめて送付してくれるため、送付された封書をそのまま買取業者に提出すれば完了してしまうケースがほとんどだ。

譲渡証明書

譲渡証明書とは、名義を直接書き換えるために必要な書類である。

そして入手に関しては陸運支局で無料にて配布されているが、基本的には買取業者の営業マンがその場で渡してくれるため安心してほしい。

そしてこの書類には所有者本人の氏名や住所を記入するが、最も大きな注意点は「実印を押印すること」である。

というのも所有権の変更がされるため、必ず実印の押印が必要になるのだ。

委任状

委任状は名義変更の手続きを買取業者に委任するために必要な書類である。

そして直接名義変更にかかわる書類であるため、コチラも実印の押印とともに住所や氏名の記入が必要になる。

入手に関しても譲渡証明書と同じく、基本的には担当者からその場でもらえるほか、陸運支局でも無料配布されているため安心してほしい。

以上が必要書類に関する説明だったが、ここで必要書類の注意点やポイントを一度まとめておこう。

 
  • 車検証、自賠責保険証明書に関しては、あらかじめ紛失していないか確認しておくとタイムロスを防げる
  • 譲渡証明書と委任状には「実印」を押印する必要があるため、印鑑証明を取得する必要がある
  • 現在の所有者がローン会社やリース会社の場合には、問い合わせると残債の確認の後、すぐに必要書類を送付してくれる

買取業者の営業マンも必ずフォローしてくれるが、あらかじめ確認などをしておくとより確実性が増し、タイムロスも防げるため「先に用意する」のが得策だと覚えておこう。

4.ステップ4…車両の引き渡し

売買契約を結んだ後は、指定された日時までに車両の引き渡しをする。

このとき必ず

  • 指定された日時のチェック
  • 引き渡し期間中にキズが付いた場合などの対処法

について必ず確認すべきである。

というのも仮に上記の内容を詳細に確認せず、「日時が遅れた」「傷つけてしまった」という場合には、後に業者から減額(再査定)や契約解除をされてしまう可能性が極めて高いからだ。

特に日時に関しては「覚えておけば問題ない」といえるのだが、キズなどに関しては商品価値に大きく関わる部分であるため、きっちり確認する必要がある。

ちなみに対処法として有効なのは「買取業者独自の保証をつける」というもので、用意されている場合には加入しておくと安心である。

また条件を口頭で

  • 板金修理が必要なキズでなければ何も問題ありませんよ~
  • 修理が必要な場合は〇万円だけ請求させてくださいね~

と言われた場合には、その音声を証拠として取っておくと安心できる。

とはいえ最大限にリスク回避をする場合には、

  • 引き渡しまで乗らない
  • その場で引き渡しを完了させ、ボロボロの代車を貸してもらう

という方が確実に安心できるのは間違いないだろう。

5.ステップ5…入金の確認

車両引き渡し後は入金の確認をしっかりする。

というのも結局のところ「お金が入らなければ意味がない」といえるからだ。

基本的には売買契約時に、車両引き渡しの日時とともに説明されるので心配ないが、念のため

  • 入金日…「早ければ〇日、遅くとも△日には入金されます」と説明されるケースが多い
  • 入金額…手数料負担はどちらなのか、全額でいくらなのか

は必ず確認しておこう。

また仮に入金が遅くなった場合には、まずは状況を買取業者に確認して、対応によっては損害賠償請求などをすべきである。

ただし先ほど筆者が紹介した車一括査定に登録している業者は、「実績のあるきちんとした業者」であることがほとんどであるため、それほど心配する必要はない。

また買い替えによって車売却をする場合には、あらかじめ買取業者に「ディーラーに直接入金してほしい」と伝えると、ディーラー担当者と打ち合わせをした上で対応してくれることが多く、安心できる。

以上で車売却に関する5ステップの手続きの説明を終了するが、ここまでの流れの中で注意すべき大きなポイントを下記にまとめておいた。

車売却で注意すべき5つのポイント
  1. 車売却は「車一括査定」を利用して、買取専門店に依頼すると最高額が得られる
  2. キズや修復歴などは、包み隠さず見せることで「余分な減額」をされなくなる
  3. 売買契約時には7つの必要書類をすぐにそろえておくとタイムロスが少なくなる
  4. 車両の引き渡しの際には、保証や条件についてきちんと確認しなければ大損する可能性がある
  5. 車売却はお金が一番大切なので、きちんと入金日や金額について確認しなければならない

それぞれを必ず守っておけば、あなたが損する可能性は極めて低くなり、結果的に高く満足のいく車売却が実現するだろう。

また最後に、車売却の手続きが完了するまでの日数について紹介しておくので、ご覧いただきたい。

車売却の全手続きが完了するまでは最短1週間

これまでの説明から車売却をする流れについては十分理解できただろう。

しかしあまりに日数がかかるのでは「やる気がなくなる」と思わないだろうか。

そこで早速、下記に「最短でどのくらいの時間がかかるか」という工程表を作成したのでご覧いただきたい。

車売却の必要な日数

車売却の必要な日数

それぞれ分けて、簡単に日数について説明していこう。

ステップ1.売却方法の決定

売却方法の決定に関しては、もうすでに答えが出ている通り「車一括査定」を利用することが効率的である。

もちろん付き合いや買い替え予定のあるディーラーに査定額を聞く時間も必要であるため、ここでは最短でも最長でも「1日」だと思っておこう。

ステップ2.依頼

実際に依頼するときは「競合」の時間が必要である。

しかし車一括査定を利用すれば、基本的に競合時間は2日あれば十分だ。

というのも買取業者からしてみると、長々と時間をかけることは「人件費のムダ」と判断するため、即日中に最高額の提示をするケースが圧倒的に多いからだ。

そのためアポがズレた場合を想定しても、基本的には「2日」あれば十分である。

ステップ3.売買契約(必要書類の準備)

売買契約に関しては、その場で押印もしくは記名をするだけであるため、時間はかからない。

問題なのは必要書類の準備である。

必要書類は前述したが、基本的に自分で「あえてそろえる書類」は印鑑証明ぐらいである。

それにプラスして譲渡証明書と委任状に実印を押印すれば、基本的にはすべて解決するため、ここでは最短「2日」だと思ってほしい。

ただし

  • 車検証の紛失…再発行で1~2日のズレ
  • 自賠責保険証明書の紛失…再発行で1週間~1ヶ月のズレ
  • 所有者がローン会社やリース会社…譲渡証明書と委任状送付のために1日~1週間程度のズレ

が生じるため、場合によっては1ヶ月程度時間がかかる可能性がある。

ステップ4.車両引き渡し

車両引き渡しは即日中にしてしまえば、「1日」で完了する。

しかし買い替え予定の車の納車に時間がかかる場合などに関しては、その分の期間がズレる。

ただし先ほど筆者が述べたように代車を活用すると、即日中に完了する。

ちなみにどの買取業者も納車期間のズレに対応すべく、代車を用意しているケースが多い。

ステップ5.入金確認

入金に関しては最短で翌日中だが、実は「業者によってバラバラ」というのが現状だ。

というのも業者の経理部門との兼ね合いで

  • 翌日中に入金
  • 1週間以内に入金
  • 締め日(や支払日)に入金

など、本当にタイミングがつかめないのが本音なのだ。

とはいえ基本的にどの買取業者も、お客様であるあなたが購入する車の納車に合わせて入金してくれることが大半であるため、大きなタイムロスにはつながりにくい。

ちなみに筆者が新車営業をしていて「買取業者の入金日が遅いため納車が遅れる」といった事例は、今までに一度もないため「最長でも1ヶ月程度」と思っておけば問題ない。

以上のことからも分かるように、最短で1週間程度だが、遅い場合にはすべての手続きに1ヶ月程度の時間が必要となる。

ただしどの業者も「できるだけ早く完了させたい」と思っているため、ボリュームゾーンとしては1~2週間以内ですべて完了するイメージを持っておけば間違いないだろう。

まとめ

以上、車売却のすべての手続きに関する解説を終了するが、最後に当ページの内容をまとめておこう。

  • 車売却は「車一括査定」を利用すると最高額を引き出すことが可能
  • 余分な減額を防ぐには、洗車や正直な申告が重要
  • 必要書類の準備は簡単で、実際に自分が動くのは「印鑑証明」だけの場合がほとんど
  • 車両引き渡しをするまでのスパンで、保証などを確認しておくと安心できるし、代車を利用すればもっと安心できる
  • 最も重要な「お金」に関しては、きちんと入金されるのか日時を含めて確認する
  • 車売却のすべての手続きが完了するまでには1~2週間程度かかるのが一般的
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