車査定をしてもらう際に「サンルーフがついている車の場合、高く車査定される」というウワサを聞いたことがあるのではないだろうか。

実際のところ、本当にサンルーフつきの車が高く車査定されるのか、またどの程度高く車査定されているのか気になっているだろう。

そこで今回は自動車ディーラーの中古車査定士として、実際に何台もの車査定を実施してきた筆者が、車査定のプロとして

  • サンルーフ付きの車は高く査定されるのか
  • 実際に現場ではどの程度の感覚で高く車査定しているのか

といった内容とともに、最も高く車査定される方法についても紹介していこう。

内容は非常に簡単で、誰もが理解できるようにまとめているため、安心して最後までご覧になって欲しい。

また読み終わる頃には、

  • サンルーフ付きの車に乗っていて良かった!
  • この方法であれば間違いなく自分の車を最高額で車査定してもらうことができそうだ!

ということが理解でき、自信を持って車査定を実践できることは間違いないだろう。

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1.サンルーフは車査定額にどう影響しているのか

サンルーフ付きの車の方が高く車査定してもらえるのか、誰も明確な説明をされたことがないまま車買取をしてもらっているため、正確な情報がない。

そのためあなた自身も、本当にサンルーフが付いている車では高く車査定されるのか、気になっているのだろう。

そこで本章では、実際にサンルーフがついている車の査定基準や、どの程度の価格差が出ているのか、プロ目線で詳しく紹介していこう。

JAAIの査定基準ではこうなっている

まず査定基準に関してだが、車買取店の多くが参考にしているものがある。

それはJAAI(一般財団法人日本自動車査定協会)が定めている評価基準だ。

参考までに下記画像がJAAIの査定士の資格を取ると配布される査定に関する本になる。

一般財団法人日本自動車査定協会の査定ブック一式

一般財団法人日本自動車査定協会の査定ブック一式

その評価基準は大小の傷や凹み、そして修理金額による加減点などが明確に数値化されており、筆者が勤務する自動車ディーラーを含めて多くの車買取店が車査定の際の評価基準の参考値としている。

とはいえ実際のところ「参考にしている」という程度のことであり、その基準を明確に守って車査定をしてしまうと「中古車市場の評価とは異なってしまう」という場合が多々ある。

そのためあくまでも「基準」ということは理解しておいてほしい。

しかしこの基準は本当に参考になるため、次に詳細を紹介していこう。

中古車として再販される際はこれだけ価格差が出る!

JAAIの査定基準が「あくまで基準」ということは十分に理解できただろう。

とはいえこの基準を元に様々な車買取店は自社の評価基準を定めていることも多いため、参考になるのは間違いない。

そこで早速、下記にJAAIが定めたサンルーフの評価基準について、表にまとめたものを紹介していこう。

車両のクラス 経過年数
当・1年 2・3年 4・5年 6年以降
特・Ⅰ 70 50 30 20
Ⅱ・Ⅲ 50 30 20 10
Ⅳ・軽自動車 30 20 10 0

この表をご覧になると、車両のクラスという部分と、「70」や「50」と記載された数値に目がいくだろう。

これらはそれぞれ、

  • 車両のクラス…JAAIが定めた車両のクラスで、「特」「Ⅰ」「Ⅱ」「Ⅲ」「Ⅳ」「軽」という順番で、ランク付けされている。「特」に近いほど高級車が割り当てられており、「軽」に近づくほど車両のランクが下がっていくということになる。
  • 数値…この数値は「点数」と呼ばれ、1点=約1000円程度で計算される。またサンルーフ付きの車ではすべてが「加点」の対象となる。

という特徴を持っている。

また経過年数に関しては「初度登録からの経過年数」で決まるため、経過年数が少ないほど加点が高くなるといえる。

そのため、例えば車両のクラスが1で経過年数が1年のものに関しては、70点、つまり約70,000円もの加点がされるのだ。

また同時に、「サンルーフ付きの車は高く車査定される」というウワサは真実ということになるのだ。(Ⅳ・軽のクラスに関しては6年目以降0となるが…)

とはいえ実際のところ、本当に車査定をされる際にこれだけのプラスになるとは限らない。

というのも、やはり車買取店側としては「あくまで基準」としているため、本当にこの通りの価格となることは珍しいからだ。

また実際にサンルーフありとなし、中古車として再販されている価格を、下記に紹介するので見てほしい。

ヴェルファイア中古車(サンルーフ付き)

ヴェルファイア中古車(サンルーフ付き)

ヴェルファイア中古車(サンルーフなし)

ヴェルファイア中古車(サンルーフなし)

※出典元:グーネットの「ヴェルファイア(トヨタ)を探す」より

ご覧いただくと、ヴェルファイアの場合では中古車として再販される価格が、サンルーフありとなしの場合で「約10万円」の差額が出るということになる。

もちろん車買取店によっても異なるのだが、やはりJAAIの基準は「あくまで基準」ということが理解できただろう。

そこで実際の現場感覚で、次に筆者の見解を述べていこう。

リアルの査定現場でもサンルーフ有無で査定額に差が出るのか

正直なところ「サンルーフ付きの車は高く売れる」というのは間違いない。

というのもサンルーフというオプション品は、「車の高級感を求めるのには必須アイテム」ということができるからだ。

また「Ⅳ」や「軽」といったクラスでは、JAAIの基準では6年目以降には0点取されているが、実際には加点されるケースが多い。

つまり確実に高額査定の対象となると思っても間違いはないだろう。

とはいえ車買取店としては、中古車市場で再販するときの需要を重要視しているため、サンルーフそのものの価値よりも、車種そのものの価値を重要視している。

そして例えばサンルーフが付いていても「中古車市場では需要があまりない」という場合には、正直なところ価格が上がりにくいという特徴もあるのだ。

そのため一概にサンルーフ付きの車であれば、ビックリするほど高く車査定をしてもらえるという補償はどこにもない。

またサンルーフの種類に関しては、現在ではほとんどが電動によるものなのだが、

  • 動作不良
  • 雨漏り防止用のゴムパッキンの割れ
  • サンルーフそのものの損傷

がある場合には、加点がされずに減点の対象となる場合もある。

なぜなら「中古車として再販するときに、修理をしておかなければならない」という理由があるからだ。

そのためサンルーフ付きの車にあなたが乗っている場合には、必ず今箇条書した内容をチェックして、問題ないことを確認しておく必要がある。

またチェックした結果としてあまり状態が良くない場合には、業者に依頼して修理することはオススメしない。

なぜなら修理をして車査定をしてもらったとしても、先程紹介した分の過点数よりも高くなってしまい、結果的に損をしてしまうからだ。

それは、サンルーフに限らずエアコンの故障や傷や凹みであっても同様のことがいえる。

返って修理費用の方が高くついてしまう、修理費用を賄えるだけだけの査定額はまず間違いなく上がらない。

そのためチェックをして高くなる場合には積極的にアピールすべきなのだが、問題がある場合には「サンルーフはついているものの、状態は良くない」ということをきちんと説明しなければならない。

というのも担当者に対して状態を説明することは、買取依頼者であるあなたの義務であり、仮に嘘の申告をしていた場合には「瑕疵担保責任」といって、重要事項を説明せずに売却したあなたの責任となり、最悪の場合には損害賠償請求をされてしまうからだ。

そのためチェック項目に関してはきちんとあなたの目で確認しておき、車査定にきた担当者にも必ずきちんと確認してもらうことがオススメである。

現場感覚のサンルーフの加点

またここで、現場感覚でのサンルーフの加点についても大まかに説明していこう。

「大まかに」というのも、実は車種によって需要が全く異なるため、すべてのケースで該当するわけではないということを理解していただきたい。

まず非常に高く加点されるケースとしては、先程の基準では「特・Ⅰ」クラスで約70,000円程度だった。

しかし実際のところ、Ⅱクラスに分類されているホンダのオデッセイに関しても年式が低い場合にはこれだけのプラス査定をされる場合がある。

またトヨタのプリウスはⅢクラスに分類されているのだが、実際には5年目程度までは50,000円程度の加点がされるケースが多い。

筆者の感覚ではあるのだが、

  1. ミドルクラスSUV(ハリアーなど)…5年目までは50000円~100,000円程度の加点
  2. ミドルクラスセダン(マークXなど)…5年目までは50000円~100,000円程度の加点
  3. ミニバン(アルファードなど)…5年目までは50000円~100,000円程度の加点

と思ってもほとんど間違いはないだろう。

またディーゼルエンジンを搭載している車で、サンルーフ付きの車種に関しては5年目まででも10万円程度の加算がされると思っても大きく間違ってはいない。

というのもディーゼルエンジンの車は海外、特に東南アジアやアフリカなどの新興国で非常に人気が高いのだが、中でもサンルーフ付きのモデルは新興国特有ではあるのだが

  • 天井に登りやすい
  • 上から外を眺めることができる

といった理由から、本当に人気が高い。

そのためこの条件に該当している車に乗っている場合でサンルーフが正常に作動するのであれば、海外向けの需要として非常に高く車査定されると思っても間違いないのだ。

とはいえこの条件に当てはまるのはごく一部の車種であり、また海外への輸出ルートを持っていない業者も多いため、すべての車買取店で同様に対応されることはない。

つまり「様々な車買取店で車査定をしてもらわなければ、高く車査定をされる可能性が低くなってしまう」といえるのだ。

また多くの車買取店で車査定の依頼をするというのは、上記の条件に該当しない場合でも非常に重要な意味を持つ。

というのも、例えばあなたが乗っている車がミニバンである場合、ミニバンの取扱が得意な車買取店であれば「次のユーザーに確実に売り切る事ができる」といえるため、高く車査定をしてもリスクが低くなる。

しかし軽自動車の取扱が得意な車買取店にミニバンの車査定を依頼しても、そもそも自社の顧客は「軽自動車が欲しい」という人ばかりであるため、買い取っても長期的な在庫車となってしまうリスクが高くなり、高く車査定をすることができない。

そのため確実に複数の車買取店に車査定の依頼をするべきなのだが、正直なところ「複数社に依頼するのは面倒くさい」というのが本音だろう。

そこで筆者としては、次に紹介する「車一括査定」というサービスをオススメする。

このサービスは、非常に少ない手間で確実に複数の車買取店に査定依頼をすることができ、そして短時間のうちに「最も高い金額」で車査定をしてくれるため、ぜひ次章の解説をご覧になって利用を検討してほしい。

2.高額査定をするなら車一括査定がオススメ

車一括査定とは「複数の買取店」に同時依頼できるサービス

 車一括査定とはインターネット上のサービスのことで、サービスと提携しているいくつもの車買取店に一括して車査定の依頼をすることができるサービス
車一括査定のイメージ図

車一括査定のイメージ図

そして名前からもおおよその内容は推測できるだろうが、サービスと提携している何百~何千社もの車買取店の中から、あなたの地域に対応している複数の車買取店に車査定を一括して依頼できるのだ。

またサービスと提携しているほとんどの車買取店は、無料の出張査定サービスに対応しているため、あなたは自宅にいながら一気に複数社を競合させられる。

そのため「一度の申し込みをするだけで、最高額が得られる方法」ということができるのだ。

申し込み方法に関しても非常に簡単で、

  • あなたが乗っている車に関する情報(車種や年式、総走行距離など)
  • あなた自身に関する情報(出張査定先の住所や氏名など)

を入力するだけであるため、1~3分程度の時間があれば申し込みを完了させられる。

以上のことから車一括査定を利用することで、へこみのあるあなたの車は「最短時間で最高額を得ることができる」ということになるのだ。

申し込みは非常に簡単で、誰でもササっとできる。

そのためぜひ一度利用して、満足のいく価格提示を受けてほしい。

とはいえひとつだけ問題もある。

それは「車一括査定のサイトはいくつもあるため、どこがオススメなのか分からない」ということだ。

そこで最後に、当サイトで紹介している車一括査定サイトの中から、オススメなものを紹介しておこう。

車一括査定を徹底比較

車一括査定をオススメしたのはいいが、じつは買取店ほどではないにしても、いくつかのサイトが存在する。

主要な車一括査定6つをまず見てほしい。

下記にそれぞれの車一括査定を比較した一覧表を載せておく。

車一括査定の比較表

車一括査定の比較表

それぞれの比較一覧表をご覧になると、例えば

  • カーセンサーの提携業者数は圧倒的に多い
  • 楽天オートは楽天ポイントがもらえる
  • ズバット車買取は申し込み直後に買取相場を知ることができる
  • かんたん車査定ガイドはJADRIで認可された買取業者のみに厳選
  • カービューは車一括査定を最初に始めた運営サイトで歴史が長い
  • ユーカーパックは買取業者からの電話がない、申込み直後に買取相場を知ることができる

という特徴に気付くことができるだろう。

実際にこれらの特徴はすべて各車一括査定の「強み」といえる部分だ。

といえば、これらの特徴をご覧になるだけでは、本当にオススメの車一括査定がどれなのか分からないはずだ。

そこで筆者が車査定のプロとして最もオススメできる車一括査定について、ご紹介していく。

車一括査定のオススメは「カーセンサー」

最もオススメの車一括査定はタイトルの通り「 カーセンサー 」と結論付けている。

なぜなら「1,000件を超える圧倒的な業者と提携しているため、最も自分に合った買取業者を探しやすく最もお得になる可能性が高い」といえるからだ。

カーセンサー

とはいえその他の車一括査定がオススメできないわけでもない。

下記に筆者が カーセンサー を1位として、それに続くオススメランキングをカンタンに箇条書きした。

それぞれを分けて、簡単に理由の説明をしていこう。

2位:ユーカーパック

ユーカーパック は他の車一括査定とは少し色が異なる。

ユーカーパックの特徴は、車一括査定のように買取店からの電話ではなく、ユーカーパックからのみしか掛かってこない。

この車買取店から一斉に電話がかかってこない点が評価することができる。

さらには、2,000社以上もの車買取業者と提携してのも評価ポイントだ。

ただし、前述したカーセンサーと比較すると、提携している業者の多くが「大手買取業者ではない」という欠点がある

ユーカーパック

3位:楽天オート

楽天オート の車一括査定は、「ポイントがもらえる」という特徴が大きい。

そして得られるポイントは

  • 申し込みをして5ポイント
  • 申し込み後に制約をしたら1,500ポイント

であり、ハードルがとても低い。

提携している買取業者数はカーセンサーと比較して見劣りする。

4位:ズバット車買取

ズバット車買取 は車一括査定の中でも10年を超える運営実績があり、東証一部上場企業が運営しているため「信頼感」は抜群といえる。

  • 提携業者数もそれなりに多く、比較的容易に複数社の競合をさせることができる点
  • 申し込み後に買取相場がすぐ分かる点

など、それほど目立つポイントではありませんが「しっかり堅実にお得になることができる」といえる。

ズバット車買取

5位:かんたん車査定ガイド

かんたん車査定ガイド の最大の特徴はJADRIと言われる中古車の流通を健全とする団体に参加している買取業者のみと提携している点だ。

最近は滅多にありませんが、それでも車は金額が大きいぶん、少し品が悪い買取業者が存在することも事実。

つまり「かんたん車査定ガイド」は、提携している買取業者が少ないのが弱点だが、逆にいうと信頼できる買取業者に厳選しているといえる。

かんたん車査定ガイド

6位:カービュー

残念ながら筆者として最下位が カービュー

実は、カービューは車一括査定というサービスを一番最初に始めた会社である。

ただし、残念ながらカービューは車好きが集まったコミュニケーションサイト「みんカラ」に力を入れいるため、車一括査定の後発組に負けているという状況だ。

また、サービス内容も他社に比べて、ここが強いというのが正直ない。

以上、筆者がオススメする車一括査定に関しての解説を終了する。

ご覧になると「いくつもある車一括査定にはそれぞれ特徴があり、ポイントを抑えておくことで確実に金銭的にも、精神的にもお得になることができる」ということが分かったかと思う。

そして再度結論を述べますが、筆者としては最もオススメな車一括査定は「 カーセンサー 」であり、確実に最もお得な車買取業者を探すことで「数十万円以上も高く車買取してもらえる」ということができる。

申し込みにかかる時間も2分程度と、本当に短時間で簡単に申し込みを完了させることができる。

そのため、ぜひ一度試してみてほしい。

「こんなにお得になるのか!」とビックリするかもしれない。

3.まとめ

以上、車査定の際にサンルーフがもたらす影響についての解説を終了するが、ご覧いただくと

  • 自分の車についているサンルーフがこれほどまでに高評価だとは意外だった
  • サンルーフも条件によってはこれだけ高くなるのか

と感じたとともに、「これで自分の車は高く車査定してもらえそうだ」と思っただろう。

その感覚は決して間違っていない。

そして本当にあなたが乗っているサンルーフ付きの車は高く車査定され、自信を持って車査定の依頼ができるだろう。

また最後に紹介した車一括査定というサービスに関しては、正直なところ「本当に手間がかからず便利で、さらに最高額で車査定をしてもらえる」という、優良なサービスである。

そのためぜひ一度簡単な申込みをした上で利用して、様々な車買取店に車査定をしてもらうことをオススメする。

そうすることで車買取店ごとに、あなたの車についているサンルーフの加点具合が違うことも理解でき、最終的には最高額で車査定をしてもらうことができるため、必ず満足できる結果で車買取をしてもらうことができるのだ。

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