車が廃車になる理由は人それぞれだが、廃車した後も車に乗るのであれば必然的に「買い替え」が必要になる。

そのため損をせずに廃車に伴う車の買い替えをスムーズにしたいと思っているだろう。

しかし実は、「この方がお得になる!」という世間一般の正攻法では、廃車をするときに大損をしてしまうことになりかねない。

というのも廃車をする場合には、普通の車の買い替えとは少し状況が異なるからだ。

また賢く車を探し、新しい車を戦略的に安く購入しなければ、やはり損してしまうといえる。

そこで今回は自動車ディーラーの営業マンとして、実際に新車営業をしている筆者が、廃車に伴う車の買い替えについて、詳しく解説していこう。

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1.廃車になるパターン別の買い替え方法

まず廃車になる多くのパターンについて、一度おさらいしておこう。

廃車を検討するのは大きく分けて下記の2パターンだ。

  1. 事故をして廃車になるときの買い替え
  2. 単純に古い車を廃車してからの買い替え

それぞれ、買い替えをしていく流れについて説明していこう。

パターン1.事故をして廃車になるときの買い替え

事故をして廃車になるとき、買い替えの流れとしては下図のようになる。

事故をして廃車になるときの流れ

事故をして廃車になるときの流れ

「廃車せざるを得ない」というのがポイントで、この場合には「車としての利用価値が残っていない」という状態になっているのだ。

そのため廃車をして今の車を手放すときは、必然的に「売る」という感覚ではなく「処分を代行してもらう」という感覚になってしまう。

しかし処理をお願いするだけでは損してしまうため、理由は後述するが必ず「廃車専門店への廃車依頼」をオススメする。

そうすることで廃車処理による損をまずは防げるのだ。

パターン2.単純に古い車を廃車してからの買い替え

単純に「古くなった」という理由で廃車し、車の買い替えをする場合には大まかな流れはほとんど変わらない。

しかし廃車の依頼をするのではなく、古くなった車を「買取専門店へ売却したほうがお得になるのでは?」と迷ってしまうことがある。

その点についても後述するが、やはり買取専門店ではなく廃車専門店に依頼したほうがお得に買い替えができるケースが多いのだ。

そのため古くなったという理由で廃車を検討するときも、「どちらにせよ廃車専門店の方が良い」ということだけ頭に入れておいてほしい。

また次章では廃車専門店に依頼すべき理由についても解説していくので、引き続きご覧いただきたい。

2.廃車にするのと買取依頼をするのは「廃車」の方がお得になることが多い

先程から何度も「廃車専門店の方がオススメ」と述べてきたが、その理由は簡単で「高く買い取ってくれるから」である。

つまり廃車専門店では、きちんとした価格で廃車予定の車を買い取ってくれることが多いのだ。

というのも、廃車専門店に依頼するのと買取店やディーラーに廃車の代行依頼をするのでは、下図のようになっているからだ。

廃車専門店に依頼するのと買取店やディーラーに廃車の代行依頼する違い

廃車専門店に依頼するのと買取店やディーラーに廃車の代行依頼する違い

つまり結局のところ、間に買取店やディーラーなどの「代行業者」を挟むことで、余計な利益を取られてしまうため「手続きの手数料」といった名目で余分なお金を取られてしまうことがある。

またディーラーなどで古い車や事故者を廃車するとき「0円で廃車手続きをしてあげる」と言われることがあるが、それは決してお得なことではなく、むしろ損している。

というのも通常、廃車専門店では車そのものの価値として見るのではなく、その車の資源的な価値で買取価格を判断しているのだ。

つまり主に「鉄クズとしてどの程度の価値があるのか」を見ているということになる。

そのため廃車専門店に廃車依頼をすると、通常であれば数千円~数万円程度の価格で買い取ってくれることが普通である。

さらに言うと、車検残がある場合には重量税なども返還されるため、金額にすると「数万円程度は戻ってくる」と思っても間違いないのだ。

この場合にもディーラーなどを代行業者として挟んでしまうと、余計な利益確保をされてしまうため「返ってきた金額が数千円」ということも十分にあり得る。

そのため車としての利用価値が限りなく低い個体に関しては、筆者が説明してきたとおり「廃車専門店に直接依頼するのが吉」ということになるのだ。

また「廃車手続きを自分でしたい」という人もいるかと思うが、こちらはオススメしない。

というのも手続きが面倒くさいからだ。

念のため次に説明しておくが、もし「面倒くさそうだ」と感じる場合には、専門店に直接依頼してもあまり損することはないため、そのまま飛ばして読み進めてほしい。

自分で廃車手続きをする流れは3ステップ

自分で廃車手続きをするとき、基本的には下図のような流れに沿って手続きを進めていく。

廃車手続きの流れ

廃車手続きの流れ

それぞれのステップについては、以下に分けて簡単に説明していこう。

ステップ1.必要書類の準備

廃車を自分でするときは、先に必要書類をそろえておくとスムーズにいく。

そして必要書類は下記のものである。

廃車手続きの必要書類一覧

  1. 所有者の印鑑証明
  2. 所有者の委任状
  3. 車検証
  4. ナンバープレート
  5. リサイクル券記載の「移動報告番号」と解体業者による「解体報告のメモ書き」
  6. 手数料納付書
  7. 永久抹消登録申請
  8. 自動車税・自動車取得税申告書

下3つ(手数料納付書、永久抹消登録申請、自動車税・自動車取得税申告書)までは、それぞれ陸運局で廃車申請をする際に取得すれば問題ない。

また5つ目のメモ書きについても、解体業者で解体をしてもらった際に取得できるため心配ない。

さらに言うと、その他の書類についても取得が特別難しいものはないため、そろえることは可能といえるだろう。

ステップ2.解体業者などに引き取り依頼

陸運局で実際に廃車(永久抹消)の申請をする前に、解体業者で解体依頼をする。

解体業者とはいうものの、先ほどから何度も触れている「廃車専門店」がこれにあたるため、心配いらない。

そしてこの業者に依頼をすると、鉄クズとしての価値などを評価して買い取ってくれる。

ただし何度も言うが、解体業者は中古部品や鉄クズの再生などによって利益を上げているため、手続きの手数料はそれほど取られない。

そのためこの段階で、先に手続きの代行もお願いすると「ラクだし損しない」ということができるのだ。

ステップ3.運輸支局で手続き

解体業者が車の解体を完了すると、メモ書きなどの書類を渡される。

その後あなたは陸運支局に行き、廃車の申請をしていく。

その際には

  • 手数料納付書
  • 永久抹消登録申請
  • 自動車税・自動車取得税申告書

の3書類に記入をしていくのだが、分かりやすい見本が掲示されているため、実はそれほど難しいことではない。

そのため書類に記入&その他必要書類の提出が済んだ後は、ナンバープレートを返還して廃車官僚となる。

以上が廃車を自分でする場合の手順に関する解説だったが、ご覧いただくと「ちょっと面倒くさい」というのが本音だろう。

特に自分でやってもやらなくても、手続きの手数料などの観点から見ると「実はそれほど損せずに楽に済ませることができる」といえるため、筆者としてはやはり専門業者に依頼することをオススメする。

そしてこれまでの説明を理解できたあなたは、後は「購入値引きをきっちりと引き出すだけ」である。

そこで次章では、購入値引きについて分かりやすく解説していこう。

3.お得に買い替えするなら「車の購入値引き」も重要

廃車にばかり目が行きがちだが、最も重要なのは購入値引きをどれだけ引き出せるかということである。

そこで早速結論を述べておくが、購入値引きは最大で20%前後になると思っておいてほしい。

そして引き出す方法としては

  1. 他社競合
  2. 営業マンの成績に付け込む
  3. ディーラーの「売りたい時期」を狙う

という3つが非常に有効かつ簡単であり、きちんと押さえておくことで確実にお得な車の買い替えは成功する。

もしより詳しく知りたい場合には、下記に詳細な解説をしているページのリンクを載せておいたのでご覧いただきたい。

また車の購入値引きだけではなく、実は「そもそもお得な車を探す」ということも重要なポイントの一つである。

そこで下記に、そもそもお得な車を探す方法についても紹介していこう。

お得な車を探すなら非公開車両が見つかる「なびくる+」がオススメ

お得な車というと何を思い浮かべるだろうか。

例えば「ディーラーの試乗車落ち」や「新古車」というものがお得ということは聞いたことがあるだろう。

しかし実際のところ、これらの車両はなかなか中古車市場に出回ることがない。

とはいえ探す方法はある。

その方法とは「 なびくる+ 」というサービスを利用することだ。

実はこのサービス、簡単な問い合わせをするだけで中古車市場の非公開車両を見つけられる優れものなのだ。

そして問い合わせると「こんな車がありますがどうですか?」と提案されるだけであるため、あなたは条件を伝えて提案を待つだけでいい。

さらに試乗車落ちや新古車がヒットすることが多いため、普通に新車を購入するよりも格段にお得な買い替えが可能になるのだ。

問い合わせの方法は

  • 希望車種
  • おおよその年式
  • おおよその予算感
  • 車両相談に必要な氏名などの個人情報

の入力をするだけであり、それだけであなたの希望にマッチした車両を案内してくれるため、ぜひ一度問い合わせることをオススメする。

また、備考欄があるので、ここに下記のように入力することで新車とほぼ変わらない非公開車両を紹介してもらえる。

なびくる+の上手な使い方

なびくる+の上手な使い方

新車同然、もしくは非常に状態の良い車を安く買いたいという場合には、この方法で「 なびくる+ 」に問い合わせをすることがオススメなのだ。

なびくる+の公式サイト

4.まとめ

以上、車の廃車に伴う買い替えに関する解説を終了するが、最後に当ページの内容をまとめておこう。

  • ただ古くなった場合も事故をした場合も、買取をするより廃車をした方がお得になることが多い
  • 買取専門店やディーラーを挟まず、廃車専門店に直接依頼をするのが最もお得
  • 廃車手続きを自力ですることは、あまりお得にはならないためオススメできない
  • 廃車による買い替えは「購入値引き」と「 なびくる+ 」の活用で、確実にお得になる
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