車の購入は「家の購入」に次ぐほど高い買い物と言っても過言ではない。

そのため人生の中で、何回も何回も頻繁に車の買い替えをする人は「非常に希少」といえるだろう。

つまり大半の人は、車の買い替えをする流れを上手く把握していないのだ。

あなたもその一人だろう。

しかし先に結論を述べておくが、実は車の買い替えをしていく流れは、単純に下記に図解した5ステップで済むといえる。

車の買い替えの流れ5STEP

車の買い替えの流れ5STEP

ご覧になると「意外とスムーズにいきそうだ」と思ったことだろう。

しかし実は赤字で記載している内容をきちんと達成できなければ、「ただ自分が損してしまう」ということになりかねない。

そこで今回は自動車ディーラーで実際に新車営業や中古車営業、そして中古車査定士資格を所持して車査定業務をしてきた筆者が、それぞれの流れについて詳しく解説していこう。

損を防ぐのはもちろんのこと、これから車の買い替えをするにあたり「これなら自分でもお得に買い替えが成功しそうだ!」と自信がつくことは間違いないだろう。

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STEP1.車種選定

車の買い替えをするにあたり、まずは「車種選定」が必要になる。

当然のことであり、あなた自身も次に乗りたい車が決まっているだろう。

しかし仮に車種や色などのオプションが決まっていないのであれば、筆者からオススメのポイントを紹介しておく。

それは「次の車をさらに買い替えるとき、お得になるものを選ぶべき」ということだ。

というのも後述する「車査定」のステップで重要となるポイントとして、

  • 色…白または黒、一部特別色など
  • ボディタイプ…SUV、ミニバン、軽のスライドドア付き車種、一部高級車や事業用車両など
  • メーカー…国産自動車メーカー

 であれば、買い替えの際に残存価値(新車の価値がどの時点でどの程度残っているか)が高くなるため、お得に車の買い替えが完了するからだ。

もちろんあなたのお気に入りの仕様があれば一番なのだが、迷う部分がある場合は参考にしてほしい。

STEP2.価格交渉

車種が決定したら、実際に販売店へ出向いて価格交渉をしていく。

ただし新車購入の場合と中古車購入の場合では、交渉の仕方が若干異なるため下図をご覧いただきたい。

新車と中古車での価格交渉

新車と中古車での価格交渉

 「最後の一押し」が共通部分だが、この内容に関しては今説明しておく。

というのも交渉をしていくと最後に「もうこれ以上はムリかな…」と感じる瞬間が出てくるのだが、ここで最後に「あと何かサービスしてくれれば決めます」というだけでいい。

そうするとボックスティッシュをはじめ、最も良いもので「ガラスコーティング」などをサービスしてくれるのだ。

それ以外の上2つの部分に関しては、それぞれ分けて以下に紹介していこう。

新車購入の場合

新車購入の場合は基本的に自動車ディーラーで商談をするため、「対ディーラー」を想定して交渉方法を覚えておくと良い。

早速、以下に説明していく。

競合他社・車種で比較

実は自動車ディーラーは「メーカーと契約を結んだ販売代理店」であるため、運営会社が異なる場合がある。

例えば筆者の近所のトヨタカローラ系のディーラーでも、3社の異なる企業が運営しているのだ。

そのため同一のブランド取り扱いディーラーでも、ホームページなどからそれぞれの運営会社を調べて競合させていくと効果的といえる。

また同一車種を同一ブランドディーラーで比較する場合、それぞれ仕入れ値などが異なるため、大きな差が生まれることも多い。

そして競合車種に関しては、車種にもよるが

  • ・同じボディタイプ(SUV、ミニバンなど)
  • 同じ乗車定員
  • 同じくらいの大きさ
  • 同じくらいの販売価格(定価)

 の車種を探し出し、それぞれのディーラーで見積もりを作成してもらい、本命と交渉をしていく。

そうすると徐々に金額が下がっていくため、初回提示価格からみるとビックリするような価格提示がされる。

オプション値引きから交渉

ディーラーは見積もりを作成するにあたり「オプション品(部品など)からの値引き」を意識している。

というのもオプション品は利益率が非常に高いため、値引き額の調整に使うことが多いからだ。

そのため車種にもよるが、オプション品の合計金額から24割程度の値引きがない場合には、まだまだディーラー側の余力があるため単純に「まだ値引きが少ない」「どれだけ私から利益を取るのか」と言っても大丈夫だ。

そうすると、簡単に次の値引き額を提示してくれるだろう。

中古車購入の場合

中古車購入の場合は、自動車ディーラーで購入する場合と中古車販売専門店で購入する場合の2通りに分けられる。

しかし実際のところ、それぞれの交渉の仕方に大きな違いはなく、両者とも「中古車は一点物なので、値引きはできない」と言い切ってくるため、下記の説明の通りに交渉することをオススメする。

他社の販売価格で交渉

中古車の場合、一点物とは言われるものの「他の中古車販売店のよく似ている条件の車の価格」は非常に気になる。

そのため

などの中古車検索サイトで、あなたが検討している車種の年式、走行距離、グレードでよく似たものを探して提示するといい。

そうすると中古車販売店としては、「今購入してくれそうなお客様が目の前にいる」という状況にあるため、よほどの事情がない限りは価格を近づけてくれるのは間違いない。

オークション価格から交渉

先に述べておくが、オークション価格を調べることは困難である。

しかし例えば「知り合いに車屋(販売店勤務)がいる」という場合には、思い切って大まかなオークション価格を聞くといい。

今はネット社会であるため、販売店としては「お客様は仕入れ値についてもある程度知っている」と思っているため、オークション価格を提示されると値引きせざるを得なくなるのだ。

もちろん原価での販売はNGであるため、車種にもよるが10~30万円程度の利益は残るように交渉することをオススメする。

STEP3.購入方法の検討

車内の掃除をする

購入方法に関しては、主に下記の3つから選択することになる。

  1.  現金
  2. ローン
  3. リース

 それぞれの特徴は以下に分けて説明していこう。

現金払いが最もお得

現金払いは最もお得な購入方法である。

ただし車の購入となると数十~数百万円のお金が必要になるケースがほとんどであるため、自身の予算や貯蓄などと相談して「これぐらいなら支払っても問題ない」という場合のみオススメする。

ローンは貯蓄が少なければ検討する

ローンは銀行やファイナンス会社からお金を借りるタイプの購入方法だ。

そのため借入額に金利が上乗せされて、返済していく。

つまり金利分は損してしまうということになるのだ。

しかし自分の貯蓄を最小限に抑えることができるほか、ボーナス払いや頭金の設定をすることで月々の支払額を抑えることができる。

そのため「一気に自分の貯蓄がなくなってしまうのは嫌だ」と思っている人にはオススメといえる。

リースは自分の所有物にならないのであまりオススメしない

リースはリース会社などにお金を払ってもらい、あなた自身がリース会社から「車を借りる」という形態をとる購入方法だ。

つまりあくまで借りているだけであり、いつまでたっても自分の所有物になることはない。

しかしここ最近の契約方法では、購入当初に設定するリース期間満了後、一定の金額を支払うことによって所有物とすることが可能な場合もある。

またこちらに関しても金利が上乗せされているため、金額的には損しているといえる。

以上が購入方法に関する説明だったが、ご覧になると「現金が最もお得」と感じただろう。

しかしディーラーやメーカーの戦略で、ローンやリースの金利が「0%」などのキャンペーンもあるため、もしそのようなキャンペーンに該当する場合にはオススメといえる。

また各種銀行も低金利での貸し付けをしているケースがあるため、月々の返済額などを考えた上で相談すると、良い答えが返ってくることも珍しくない。

4.車査定

購入方法が決定したら、車の買い替えで最も効果的かつ有効な「車査定」をしていく。

ただし先に述べておくが、自動車ディーラーでの「下取り」はオススメしない。

なぜならディーラーの下取りは、基本的に車買取専門店による買取よりも大幅に安い場合が多いからだ。

ディーラーですすめられるまま車下取りも依頼してしまう人が多いのも現状ではあるが、時間的にも金額的にも損しかねないので、やはり筆者としてはオススメできない。

ディーラー勤務の筆者が言うのだから間違いないと思ってもいいだろう。

そのため車買取店に査定依頼をしていくのだが、ここでもお得になる方法がある。

それは「複数社を競合させる」ということだ。

実は車買取店は昨今の中古車人気の影響から、在庫車不足にあえいでいる。

在庫車不足ということは、利益の源泉が少なすぎるということになるため、結果的にどの車買取店も在庫車確保に必死になっているのだ。

そのため3~5社程度を競合させることで徐々に査定額が上昇していき、最終的には相場の上限値付近の価格で車買取してもらうことができる。

また競合させることで初回提示価格から30万円以上高くなることも珍しくなく、新車値引きよりも効果的な場合が多いといえる。

とはいえ複数社をまわって競合させていくことは面倒くさいため、筆者としては下記に紹介する「車一括査定」というサービスをオススメする。

車一括査定とは「複数の買取店」に同時依頼できるサービス

 車一括査定とはインターネット上のサービスのことで、サービスと提携しているいくつもの車買取店に一括して車査定の依頼をすることができるサービス
車一括査定のイメージ図

車一括査定のイメージ図

そして名前からもおおよその内容は推測できるだろうが、サービスと提携している何百~何千社もの車買取店の中から、あなたの地域に対応している複数の車買取店に車査定を一括して依頼できるのだ。

またサービスと提携しているほとんどの車買取店は、無料の出張査定サービスに対応しているため、あなたは自宅にいながら一気に複数社を競合させられる。

そのため「一度の申し込みをするだけで、最高額が得られる方法」ということができるのだ。

申し込み方法に関しても非常に簡単で、

  • あなたが乗っている車に関する情報(車種や年式、総走行距離など)
  • あなた自身に関する情報(出張査定先の住所や氏名など)

を入力するだけであるため、1~3分程度の時間があれば申し込みを完了させられる。

以上のことから車一括査定を利用することで、へこみのあるあなたの車は「最短時間で最高額を得ることができる」ということになるのだ。

申し込みは非常に簡単で、誰でもササっとできる。

そのためぜひ一度利用して、満足のいく価格提示を受けてほしい。

とはいえひとつだけ問題もある。

それは「車一括査定のサイトはいくつもあるため、どこがオススメなのか分からない」ということだ。

そこで最後に、当サイトで紹介している車一括査定サイトの中から、オススメなものを紹介しておこう。

車一括査定を徹底比較

車一括査定をオススメしたのはいいが、じつは買取店ほどではないにしても、いくつかのサイトが存在する。

主要な車一括査定6つをまず見てほしい。

下記にそれぞれの車一括査定を比較した一覧表を載せておく。

車一括査定の比較表

車一括査定の比較表

それぞれの比較一覧表をご覧になると、例えば

  • カーセンサーの提携業者数は圧倒的に多い
  • 楽天オートは楽天ポイントがもらえる
  • ズバット車買取は申し込み直後に買取相場を知ることができる
  • かんたん車査定ガイドはJADRIで認可された買取業者のみに厳選
  • カービューは車一括査定を最初に始めた運営サイトで歴史が長い
  • ユーカーパックは買取業者からの電話がない、申込み直後に買取相場を知ることができる

という特徴に気付くことができるだろう。

実際にこれらの特徴はすべて各車一括査定の「強み」といえる部分だ。

といえば、これらの特徴をご覧になるだけでは、本当にオススメの車一括査定がどれなのか分からないはずだ。

そこで筆者が車査定のプロとして最もオススメできる車一括査定について、ご紹介していく。

車一括査定のオススメは「カーセンサー」

最もオススメの車一括査定はタイトルの通り「 カーセンサー 」と結論付けている。

なぜなら「1,000件を超える圧倒的な業者と提携しているため、最も自分に合った買取業者を探しやすく最もお得になる可能性が高い」といえるからだ。

カーセンサー

とはいえその他の車一括査定がオススメできないわけでもない。

下記に筆者が カーセンサー を1位として、それに続くオススメランキングをカンタンに箇条書きした。

それぞれを分けて、簡単に理由の説明をしていこう。

2位:ユーカーパック

ユーカーパック は他の車一括査定とは少し色が異なる。

ユーカーパックの特徴は、車一括査定のように買取店からの電話ではなく、ユーカーパックからのみしか掛かってこない。

この車買取店から一斉に電話がかかってこない点が評価することができる。

さらには、2,000社以上もの車買取業者と提携してのも評価ポイントだ。

ただし、前述したカーセンサーと比較すると、提携している業者の多くが「大手買取業者ではない」という欠点がある

ユーカーパック

3位:楽天オート

楽天オート の車一括査定は、「ポイントがもらえる」という特徴が大きい。

そして得られるポイントは

  • 申し込みをして5ポイント
  • 申し込み後に制約をしたら1,500ポイント

であり、ハードルがとても低い。

提携している買取業者数はカーセンサーと比較して見劣りする。

楽天オート

4位:ズバット車買取

ズバット車買取 は車一括査定の中でも10年を超える運営実績があり、東証一部上場企業が運営しているため「信頼感」は抜群といえる。

  • 提携業者数もそれなりに多く、比較的容易に複数社の競合をさせることができる点
  • 申し込み後に買取相場がすぐ分かる点

など、それほど目立つポイントではありませんが「しっかり堅実にお得になることができる」といえる。

ズバット車買取

5位:かんたん車査定ガイド

かんたん車査定ガイド の最大の特徴はJADRIと言われる中古車の流通を健全とする団体に参加している買取業者のみと提携している点だ。

最近は滅多にありませんが、それでも車は金額が大きいぶん、少し品が悪い買取業者が存在することも事実。

つまり「かんたん車査定ガイド」は、提携している買取業者が少ないのが弱点だが、逆にいうと信頼できる買取業者に厳選しているといえる。

かんたん車査定ガイド

6位:カービュー

残念ながら筆者として最下位が カービュー

実は、カービューは車一括査定というサービスを一番最初に始めた会社である。

ただし、残念ながらカービューは車好きが集まったコミュニケーションサイト「みんカラ」に力を入れいるため、車一括査定の後発組に負けているという状況だ。

また、サービス内容も他社に比べて、ここが強いというのが正直ない。

以上、筆者がオススメする車一括査定に関しての解説を終了する。

ご覧になると「いくつもある車一括査定にはそれぞれ特徴があり、ポイントを抑えておくことで確実に金銭的にも、精神的にもお得になることができる」ということが分かったかと思う。

そして再度結論を述べますが、筆者としては最もオススメな車一括査定は「 カーセンサー 」であり、確実に最もお得な車買取業者を探すことで「数十万円以上も高く車買取してもらえる」ということができる。

申し込みにかかる時間も2分程度と、本当に短時間で簡単に申し込みを完了させることができる。

そのため、ぜひ一度試してみてほしい。

「こんなにお得になるのか!」とビックリするかもしれない。

5.自動車保険の入れ替え手続き

車査定が完了すると、「これで最大限お得になった」と思うだろう。

しかしそれは間違いだ。

というのも車の買い替えをするタイミングは、「お得な自動車保険に乗り換えるタイミング」でもあるからだ。

例えば自動車ディーラーが代理店をしていることの多い「損保ジャパン日本興亜」と、ここ最近人気の高い「チューリッヒ」の保険料を比較してみよう。 

保険会社名 年間保険料(円) 差額
損保ジャパン日本興亜 127,840 57,240
チューリッヒ 70,600

 

※加入条件

  • 車種:エクストレイル(NT32)
  • 車両保険:有り(一般型で保険会社のオススメプランを選択)
  • 初度登録:平成2812月登録で試算
  • 等級:15等級(事故有0)
  • 運転者限定:本人・配偶者限定
  • 年齢条件:26歳以上
  • 免許の色:ゴールド
  • 主な使用目的:通勤通学
  • 年間走行距離:5000~10000km
  • その他補償内容:各社のオススメプランを選択

この比較表をご覧になると一目瞭然だが、1.8倍もの差額が出るのだ。

もちろん車種や条件などにもよるのだが、「車買い替え時の値引き」と考えると、無視できないだろう。

とはいえ実際に自分で保険見積もりを作成して比較することは面倒くさいかと思うので、筆者としては「自動車保険一括見積もり」というサービスをオススメしている。

詳細は以下に述べておくが、利用することで「時間や手間をあまりかけずに、一気にお得な自動車保険が分かるサービス」であるため、ぜひ利用してほしい。

自動車保険一括見積もりとはどのようなサービスなのか

 自動車保険一括見積りとは、ネット上で車種情報を入力すると、自動的に自動車保険会社がマッチングされるサービスだ。

あなたになにのメリットがあるかというと、各保険会社の見積もりを比較できることだ。

前述したとおり、保険会社によって全然金額が異なることが多い。

しかも、同じ保証プランにも関わらず、保険会社によって倍近く違うことも珍しくない。

自動車保険を加入するなら是非ともオススメしたいサービスだ。

しかも、あなたは無料で利用。見積もりのハガキが郵送で届くだけなので、気軽に待っていればいい。

保険は勧誘などが厳しいため、営業電話も一切掛かってこないため、非常にオススメできる。

一番の老舗である「保険スクエアbang!」を使っておけば安心して利用できる。

保険スクエアbang!公式サイト

6.まとめ

以上、車の買い替えに関する流れを説明してきたが、最後に当ページの内容をまとめておこう。

  • 車種選定は「コレだ!」という仕様が決まっていなければ、「後で高く売れる仕様」を選択するとお得になる
  • 価格交渉は「競合」「比較」が重要なポイントとなる
  • 購入方法は「現金」が最もお得だが、場合によっては「ローン」や「リース」でも負担が少なくて済む
  • 車査定をするとき、ディーラーによる車下取りはせず、「車一括査定」を利用して複数の車買取店を競合させると最高額になる
  • 自動車保険の入れ替え手続きをするとき、「自動車保険一括見積もり」を使ってお得な自動車保険を探すことで新車値引きに匹敵するほどお得になる可能性がある
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